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京都大学の照らす道

声量のレヴェルのステージが違う東大や京大イシュー。
これまでも次のディケイドなりをリードしてきたと言えますが、
新たな10年間、新たな2020年代、次世紀を創造していくポジションにある
ほとんど突出した存在だと思います。


例えばカウンターカルチャーの鮮やかな旗手たちが鬼籍に入ったり、
70歳というおよそ想像の範疇からギヴアップしたよう年齢を迎えている訳ですが、
彼らの多くがこれまでも『新たな50代』や『新たな60代』を(一見)軽々とクリエイトしてきたように、
我々のイメージをひょいと覆す70歳代を体現していくかと思うとドキリとします。


いきなり横道に逸れてしまいましたが(いつも?)、
東京大学の秋入学イシューしかり、
折を見て報道される京大総長のステイトメントしかり、
そこにはいつも使命感と言えそうな強い意志や眼差しを感じずにはおれません。


そんな京大からまたもや新たな提言。
一読して
大学受験では最早なく下級学校における入試の重要性に頭が向きました。


京大入試で制度改革を検討 「学ぶ姿勢」など考慮


                                 ***

 『京都大は21日までに、学問への意欲や教養なども評価する新たな入試制度の検討を始めた。筆記試験だけでない新たな選抜方法を学部ごとに検討し、将来リーダーとなるにふさわしい人材の選抜方法を具体化する。

 京大は、東京大の学部の秋入学移行構想を踏まえ、入試制度や学部教育の改革を検討するチームを設置する一方、京都府や京都市、大阪府の教育委員会と連携協定を結ぶなどして高大連携を強化している。

 新たな入試制度は、学問に対する姿勢やリーダーになるための資質などの評価を目指す。学部ごとにこれまで実施してきた筆記試験や論文、面接を見直すとともに、新たな試験方法の実施を検討、最終的に一部学部が突出しないように調整する。

 従来型のアドミッション・オフィス(AO)入試とは一線を画し、基礎学力も重視するとしている。

 大学の入試制度の大きな変更は、入試の2年前までに公表するよう文部科学省が求めており、京大の新入試制度導入は2015年度以降になるとみられる。』
※京都新聞6/22付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20120622000026

                                 ***

言うまでもなく学力を問う最難関の関門(偏差値70以上等)はなくなりません。
しかしそこからまた別の物語を描き出そうとするのが
新たな在り方を模索することが許された(?)存在所以。


「競争激化でひずみ」 京大特色入試導入を検討

                                 ***

 『京都大は22日、新たな入試制度の導入に向けた検討を始めたと正式に発表した。学問への意欲や思考力、課外活動やボランティア活動なども評価し、国際社会でリーダーとして活躍できる人材の養成を目指す。

 導入を検討するのは「高大接続型京大方式特色入試」。求める学生像として自学自習の精神や基礎学力、意欲と主体性があることを挙げ、選抜方法として▽入試以外の科目や課外活動、ボランティア活動の評価▽京大独自の評価書に基づく推薦入試学力アドミッション・オフィス(AO)入試▽後期日程試験の復活―などを各学部が本年度末までに検討する。新制度の定員枠は約1割が目安で、実施は2015年度入試以降になる見込み。

 会見した松本紘総長は「受験競争の激化は社会的なひずみを生んでいる。入試制度改革は大学の責任だ」と強調、学部の秋入学について「大学の教育改革で、入試制度の改革を優先的に考えている。入学時期の検討は入試改革にめどがついてから」と述べた。』
※京都新聞6/22付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20120622000078

                                 ***

2段落目のテキストを読む限り、
現状の課題なり問題点が浮かび上がってきますね。
世界を視野に入れた時の弱点なり壁も見えてきそうなテキストです。


ようは主体的でないということでしょうか。
京大に合格した程度でも主体的ではない、と判断している訳です。
明確なヴィジョンなき者が入学してドロップアウトすることへの警鐘とも取れますね。


これはこの国が抱える重層的な問題と片付けられる部分もあるでしょうが、
より個に向けたメッセージの重要性というか切実さを感じているのでしょうね。
そのマインドも素晴らしいし、
実際のアクション(あるいはそれに向けた表明)も素晴らしいと思います(気が早い?)。


京大が照らす道を見つめようではありませんか。
そこから輩出される日本を背負っていくたくさんの若者たちを応援しようではありませんか。
そして彼らが勉強だけでなく
世界を背負っていく人間性も備えうる教育を実践しようとする京都大学そのものも、
京都に住む人間として見つめていければと思います。


もちろん京都大学なりは単なるひとつの例です。
その他環境であってもいい訳です。
現実的に多くの興味深いアクションをしているのが京大なだけであって、
究極的には大学や教育機関でなくてもいいはずです。


とはいえ今回の京大の声明にはメッセージが込められていますね。
子どもたちを指導する我々も考えさせられるトピックです。
何だか毎日のようにそんなことを言ってるみたい。
いいんだか、悪いんだか。


はてさて。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



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  • 2012-06-29 06:59

コメント

[C153] Re: 同感です!

ケイケイさま

ご投稿ありがとうございます。
ブログを続けるエネルギーをいただき、まだまだ生意気な口を叩いていこうと(笑)背中を押していただいた心境です。重ねてありがとうございます。

この京大のトピックにかかわらず、あるいは京大のトピック同様に、毎日教育に関わる情報がメディアは何であれ世に問われていますね。
その中にはやはり単なる複数の中のひとつとして淘汰されていくには心底惜しいものがあります。
それらのうちひとつでも多く取り上げられればと駄文を書き連ねています。

ケイケイさまも受験生のお子様をお持ちであれば、毎日をいかに過ごしていくかご腐心されていることでしょう(受験生に限らずですね)。
そういった心の格闘なりご奮闘なりを少しでも支えられれば(おこがましい限りですが)幸いです。

もちろんご意見やご批判あっての塾長ブログだと認識しています。
私も日々成長を掲げて(少々暑苦しいですが)ジタバタと悪戦苦闘しているところです。
こういった姿勢(や時には負け戦)を子どもたちに示していくことも重要かと思うこの頃です。

今後もお手隙の折にぜひお立ち寄りください。
みなさんのコメントは、以前にまったくの部外者による悪戯により公開しない方針を採っていますが、
1対1でご返事させていただき、さらに議論を深めていけるよう努めています。
その旨どうぞご了承ください。

この度はコメントのご投稿、改めてお礼申し上げます。
失礼します。
個別アルファ北野・衣笠 池田
  • 2012-06-29 18:26
  • 個別アルファ北野・衣笠
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