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国立大学も変わる どう変わるの!?

今月はなかなかブログにまで手が回らない時間を過ごしていますが(生意気言うな!)、
興味深いトピックスは湯水のように現れては消えていっています。
受け皿はどこかで機能しているのかしらと危惧しながら(生意気言うな!)、
情報社会というものはそういうものだよと訳知り顔の首を横に振る私がいます。


とはいえそれらを獲得したかそうでないかの差異が何かを生み出すのであれば、
もちろんしかるべきアクションは必要になってきます(例えばこのブログを読むとか笑)。
そうなると情報の価値というものに対してクヨクヨと考え込んでしまう
時間の浪費癖が目立つ私が(ここに!)います。


情報の価値、対価、賞味期限、何でもよござんすが、
集団のそれと個人のそれとではまた開きがあるのはイメージできます。
そしてそれらをどのように活かしていくかのメディアリテラシー
(ややこしい横文字。言うなれば情報活用能力)の重要性を考えつつ、
こうやって性懲りもなく(笑)情報発信している私が(まさにここに)いる訳です。


閑話休題。
そんな情報の束の中で、
ひとつひとつに目を通していくことのディフィカルティは皆さんご承知の通り。
いきおい扇動的な見出しに注目してしまいがちですが、
それらに惑わされつつ(苦笑)、
より益になるものをとキュッと睨みつけなければなりませんね。


大学トピックスは今季のリーディングイシュー。
東大や京大の入試制度イシューから
地方大学の細かな変革や変更、新設、などなど。


ブログを読んでいただいている方には毎度のセリフですが、
これらの多くが高校受験生たちに向けたものです(大学受験生は前提!)。
高校を選ぶことはその3年後を選ぶことと同義だと生徒たちには伝えていますので、
高校3年間のイメージを立てるのは得意な彼らも
その3年後(ようは出口)をイメージするのは至難の業(のはず)。


それを私と共有できれば、という想いです。


国立大学の再編が本格的に始まる?


                                 ***

 『大学の国際競争力の向上などを目指して文部科学省が「大学改革実行プラン」(2012~2017<平成24~29>年)を策定しましたが、このうち国立大学改革の大きな柱とされているのが「一法人複数大学方式」(アンブレラ方式)による国立大学の再編です。具体化されれば、国立大学の姿はこれまでとは大きく変わることが予想されます。

 国立大学は2004(平成16)年度から、行政改革の一環として法人化されました。現在は、「一法人一大学」の形を取っており、一つの国立大学法人が一つの大学を運営しています。文科省直轄だったころに比べて、各大学の自主性・自律性が高まり、大学の裁量権が拡大したのが特徴です。また、各大学の実績に応じた予算配分も進んでいます。

 これに対して一つの国立大学法人が複数の国立大学を運営できるようにするのが、アンブレラ方式です。導入されれば、大学や学部の枠にとらわれない国立大学の再編が可能になります。たとえば、一つの国立大学法人が所在都道府県の異なる三つの大学を運営する場合、A大学は社会科学系中心、B大学は理工系中心、C大学は教員養成系中心……といったように再編し、全体として効率的な運営が可能になるというわけです。これによって文科省は、国立大学の国際競争力などを向上させることができると説明しています。

 ただ、文科省がアンブレラ方式を打ち出した背景には、国立大学の統廃合を阻止したいという狙いもあるようです。法人化前に国立大学は100校以上ありましたが、現在は86校(大学院大学を含む)に統廃合されました。ところが、統廃合の内容を見ると、同一県内にある国立大学と国立医科大学などの統合が中心で、総合大学同士の統合はありません。これに対して財務省などは、国立大学の数が多すぎるとして統廃合の推進を強く求めています。アンブレラ方式によって国立大学を再編すれば、国立大学に対する予算の効率化が図れる一方、実質的に国立大学の数を減らさずに済むというのが文科省の考え方のようです。文科省は2013(平成25)年夏ごろまでに「国立大学改革プラン」を策定し、アンブレラ方式に向けた制度改正を検討する方針です。

 しかし、独立した法人である国立大学がアンブレラ方式による再編を実施するかどうかは、各大学の判断に任されることになるため、どの程度の大学が導入するは不透明な部分があります。各国立大学はそれぞれの都道府県の中で中核的な役割を担っているだけでなく、都道府県のほうも地元大学の学部などが他県に移転することについて反発することは必至だからです。

 とはいえ、国立大学同士の再編・連携がこれからの大きな流れになることは間違いないでしょう。一部の科目を在籍校とは違う大学で学んだり、1年間や半年間だけ違う大学に移ったりすることが当たり前になるかもしれません。また、学部再編では、都道府県ごとにある教員養成系学部を複数の県で一つにまとめることなども課題となりそうです。』
※産経新聞7/9付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120709/edc12070914510000-n1.htm

                                 ***

教育は変わる、とお題目だけ理解しても、
その実情をリアルに感じることは容易でありません。
変わる変わる、変わった変わった、と言うのは簡単なのですが、
実際どこがどのように変わったかの段になるとシュッと口を尖らせる人が多いことでしょう。


それくらい構造的、重層的(よ、当ブログの常套句!)な問題です。
とはいえ何だか大掛かり(物騒!?)なイシュー。
我々もいかに対応するか、イメージを逞しくしなければなりません。


例えば京都府立大学の中に(例えばですよ!)
府立医科大学や国立工芸繊維大学が入る、というのが京都にとってイメージしやすいでしょうか。
※府立工芸繊維大学と表記していましたが、読者の方の指摘により初歩的ミスを訂正させてもらいました。
あ~、情けなや。申し訳ありません…。


これなら以前に学舎共有(一般教養分野の建物を共有する)のトピックスを取り上げましたので、
文字通り分かりやすさは群を抜いていると思います。


テキストを国立大学再編とあるので上の例は該当外ですが、
一つの流れとして公立大学もこの範疇で語られるべきタイミングだと思います。
そうなってくると我々サイドの把握も火の車状態、自転車操業然としてくるかもしれませんが(笑)、
繰り返しになりますが分かりやすさが違う地平に降り立つのではと考えます。


近年(というか特に今年)は教育再編の声が大声で叫ばれていますが、
制度疲弊は確かに感じる部分もありますので、
私も教育行政のウォッチを続けていく責任を強く感じています。


果たして今年に大きな動きはあるだろうか。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



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[C155] Re: 気になって

椿姫様

はじめまして。
コメントありがとうございます。ご指摘も重ねてありがとうございます。
訂正させていただきました。何ともはやの初歩的なミス、痛恨の極みです。

文章を書く際は、ひとりでも不快や不安なお気持ちになっていただくことのないよう気を配っているつもりですが、まだまだ配慮が足りないと日々反省しています。
幸いにもお読みいただいている皆さんの支えにより、何とかもっていると項垂れる毎回です。

ご指摘、重ねてありがとうございました。
さて、
教育が変わっていくトピックスに事欠かない昨今です。

椿姫様も意識的に情報に接しておられるとお見受けしますが、
なかなか具体的な方向性をイメージすることがかなわないのも実情。
特に京都の公立高校入試制度の動向を追いかけるとその感を強くします。

どうなることやら。

最後になりますが、お子さんの通っておられる学校名を一部であれ間違って表記してしまったことをお詫びいたします。申し訳ありません。
自分の立場になって考えるとやはり違和感、あるいは時には不快を感じると想像できますので、深く反省している次第です。

また配慮が欠落したミステイクをするかもしれませんが、何とか皆さんのお気持ちを損ねない文章を書こうと努めていきますので、今後もお手隙の折にご一読いただければ幸いです。

長々と恐れ入ります。
失礼します。

育星舎『個別アルファ』塾長 池田真一
  • 2012-07-26 21:17
  • 個別アルファ北野・衣笠
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