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結論はいつ!? 結局分からん『京都公立高校入試制度』

先日
中2の保護者の方3名様とそれぞれ面談をしました。
やはり出てきます入試制度に対する不安。


私も明確なことが申し上げられないことに歯痒い思い。
(変わると前宣伝?されている)公立高校入試選抜制度、
教育委員会は現中2の焦燥をどのようにお感じでしょうか。


京都市・乙訓地域公立高等学校教育制度に係る懇談会について ※京都府教委HPより


会議に次ぐ会議なことは結構なことです。
しかし、中2は夏を迎えました。結論の時期だと思います。
大げさ?
いえいえ、そんな鈍な感覚は一刻も早く振り払ってください。


さてさて、時間を要するアクションなことは百も承知。
それを踏まえて以下、批判的な態度にて読後の感想を並べていきたいと思います。
下にリンクしています(まとめ案)をぜひご一読ください。
そこに書かれてある文言にいちいちチクチク(笑)太い釘を刺していこうと思います。


今後の京都市・乙訓地域公立高等学校 教育制度の在り方について (まとめ案) ※府教委HPより


まずこの(まとめ案)は、
『学ぶ意欲や自らの進路を主体的に選択する力、目標に向けて努力する意思、さまざまな困難に立ち向かい気概などを育んでほしいというメッセージを込めて議論を進めてきた』とあり、
そして
『一定の方向性を確認できたので』と今回の発表理由が書かれています。


とはいえやはり文責不明のため匿名的文章に浸かりきっています。
仕方ないよね、に丸め込められているからこそ
教育行政のごく一部に常に問題があるのではないかと勘繰ります。


首長からの独立性やレイマンコントロール(住民による意思決定)を叫べば叫ぶほど、
巷間賑わす報道にもあるように、
問題課題はさておき魅力の欠片もないような組織であり続ける危険性も今回掘り起こされました。


閑話休題(日頃の鬱積が溜まっているので笑)。
やはりというか何と言うか、自らの施策にはよほど自信がおありなようで、
改訂や変更のモティヴェーションを社会情勢の変化で片している印象です。


『各高校に同じ類を設置し、(中略)大きな成果を挙げてきた』
『一つの時代においては十分な役割を果たしてきたと考えるが、時代の進展を経て、見直しを図る時期を迎えている』
と、基本的な姿勢はこんな感じです。


間違っていないでしょうし、この点を非難するつもりは毛頭ありませんが、
例えば上の文章のすぐ後で(文字通りすぐ後で)、
『画一的な「類・類型制度」』と評し、
さらに
『類・類型に縛られ』という表現もあります。


また
『セーフティーネットとしての「総合選抜制度」の役割を残しつつ』
そぐ後で
『中学生が努力をしても制度の制約によって希望校に入学できないような「総合選抜制度」は見直すべきである』
と、こうきます。


矛盾が著しいんですよね。
誰発信なのか分からないようなテキストで
時流や社会情勢や何やらと繰り返した挙句、制度不備を訴えるなんて、
どう好意的に言っても分かりづらいったらありません。


で、よくよく読めばその社会情勢等というのも
平成21年以降を指しているケースが多いようで、さすがに腰砕けです。


そして結論は書かれていませんが、
結局のところ
『地理的条件によって入学校を決定する総合選抜制度は見直すべきある』とあり、
『基本的には単独選抜が望ましい』と、こうあります。


また、ストレスの溜まるテキストとして自己正当化が目立ちます。
現行制度の分かりにくさを
何はさておき『生徒や保護者の多様なニーズ』によるものとし、
『生徒や保護者の声を受け、制度改正を重ねてきた結果』、複雑化しちゃったとあります。


責任転嫁も甚だしいと書けば喧嘩を売っているようで物々しくなりますが、
前提というか基本的な態度がこれなんで、やはり好戦的な物言いになることもあるかと思います。
ようは
「おたくらが言うたからですや~ん」式の空気をプンプン醸し出しています。
苦手ですね、この手の論法は。


閑話休題パート2。
具体的な選抜方式に関するテキストもあります。
こちらは私も冷静に吟味しなくてはなりません。


例えば単独選抜になった場合、我々も各高校に即した対策をとらねばならないはずです。
これって結構な覚悟というか心構えが要りますね(笑)。
まあ、それだけです。


で、そうなると学校裁量の範囲が増える訳ですね。
そこで差異化、特色化を図ることになるのでしょうが、
『教科ごとの傾斜配点』や『報告書の比率の弾力化』も発生することでしょう。


『高校の特色に応じた独自問題などによるものと、各高校共通の問題によるものがある』
という方向性も出しています。
大学入試の共通一次(現センター試験)ではありませんが、
もしかするとそれがいちばん望ましい形かもしれませんね。


あとはまたぞろ『多元的な評価制度』というものに縛られ過ぎではないかなとも思います。
ようは作文・面接の特色選抜がそれに該当するのでしょうが、
『勉強しなくても高校に入学できるようになりつつあり』と冒頭で危惧しながら、
『報告書のみの選抜』や
『学力検査と報告書の比率を弾力化する』と言ってみたりするところに
歯切れの悪さを感じてしまいます。


『特色選抜の趣旨は残すべきである』とあるが、
これ(ようは作文と面接)で多元的な評価制度がかなっているかというと決してそうではありません。
うがった物言いをすると
これこそが上記の『勉強しなくても…』の近因遠因でしょうから、
これを死守するポテンシャルをもっとクリアーにするべきです。


その他、現行の2通学圏を1通学圏にするとかしないとか、
結局のところ分かりませんが、この流れは確実にあるようです(『基本的な方向性』)。


また、小中、あるいは中高、小中高の接続についても言及されています。
『現在の中学校の進路指導は高校に対する情報不足を感じる』とあるように
小中の先生方がいかに切実に小中9年後の姿、もっと具体的言えば結果を意識しているか、
これは要注目です。


このことに関してはここ最近のブログで複数回取り上げてきましたが、
このイシューにもっと積極的な声を現場から聞きたいですね。
送り出せばハイおしまい、と取られかねないのが(残念ながら)現状です。
それに抗うためにも発言を(ムリと承知しつつ笑)期待する次第です。


『時間をかけて分かりやすく説明する』と最後にあります。
これがどういった形でなされるのか、ウォッチしつづける腹積もりです(笑)。


最後になりましたが、本日から夏期講習。
中3受験生たちはフリーパスにて缶詰大作戦です。
長い夏の予感を感じています。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



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