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携帯機器を使わない親はほぼいないでしょうが…

本日は自戒を思いっきり込めて、かつ耳の痛いことを承知で書いています。
1年前以上の非常に古いテキストですが、
教育トピックスを探す中で拾ってきましたので、
ご参考までにご一読ください。


携帯・飲食…だれが止める?


                                 ***

 『千葉の高校教員から手紙が届いた。「大学の実力」調査で、授業中のマナーへの対応を尋ねていないかというのだ。

 教員の学校では、携帯電話の使用を禁止している。人の話を聞きながら他のことをするのはマナー違反と教えるためだが、そんな指導を大学で受け継いでくれるのか、どうやら危惧があるらしい。

 残念だが、「大学の実力」にそうした設問はない。知るとしたら、実際に授業を見に行くしかないだろう。

 取材で見聞きした例を紹介すると、ある大学の場合、教室ごとに「携帯、飲食、私語禁止。脱帽、コートは脱ぐこと」と貼り紙がされているが、事実上、野放しだ。そういうところは少なからずある。

 一方、授業開始時に「起立、礼」を励行したり、授業中はむろん、歩きながらの飲食追放にも乗り出したりする大学がある。最初の授業でマナーを告知した上で違反者の携帯電話を没収する、私語をやめないと立たせる――などを徹底する教員もいる。

 だが、これらに対して決まって出るのが「大学で取り組むことか」との批判だ。では、だれが、どう担うのか。マナーの問題には、奇妙な閉塞感が漂う。』
※読売新聞2011年3/31付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/campus/jitsuryoku/20110331-OYT8T00332.htm

                                 ***

まず気になるのは、
問題を起こすような、あるいは気づかずに問題行動を起こしているような学生の(これまでの)家庭状況です。
というのも、
飲食店など家族連れの風景でよく見かけるのが
食事中にはばかりなく携帯電話を使用する親御さんの図。


致し方ない面はもちろん承知しつつ、
それが当たり前化している景色はやはり子どもに何か影を落とすはずです。
あるいは入園式、入学式、卒業式、運動会、説明会、何であれ学校に足を運ばれる際、
発言者の動向をきちんと追いかけていらっしゃるか危惧する時があります。


というのも、保護者と塾対象の学校説明会が同時にあるような時
(というか、参加対象が定められていない説明会)、
やはり保護者の方々の私語が目立ちます。


ごく一部のことなのでしょうが、
ある側面を指摘しているのではと思います(気分を害されるでしょうがお許しください)。
こういった風景が子どもたちにどのような種類の反応を促すでしょうか。


授業中の離席や携帯電話、食事や過剰な私語、これらは容易に予想できます。
もちろんこれは家族単位だけの問題では決してありません。
社会的イシューです。


このブログでも繰り返しお伝えしていますが、
毎日毎時毎分毎秒のごとく煌びやかな芸能人により
これまた眩い機能を紹介した携帯機器の宣伝が垂れ流される現状で、
使用を制限したり使用態度に対して批判的になることこそ偽善と言えます。


とはいえ啓蒙側もアクションが必要です(産業側に求めてばかりではなく)。
そのひとつが以下の記事にありますが、
毎度のごとく『誰が読むねん』式のパンフレット。


『いえいえ、我々はきちんと対応していましたよ』という態度が透けて見える代物です。


携帯、ここに注意を 府・京都市教委がリーフレット配布


                                 ***

 『京都府と京都市の両教育委員会はこのほど、府内の小・中・高校や特別支援学校に通う子どもの保護者に、携帯電話使用の注意点をまとめたリーフレットを配った。

    ケータイ 京都府と京都市の教育委員会が作成した携帯電話の注意点を紹介するリーフレット

 夏休み中の児童生徒に携帯電話を適正に利用してもらう狙い。無料ゲームでの高額請求や「ネットいじめ」などの事例について説明している。

 急速に普及しているスマートフォン(多機能携帯電話)は、携帯電話専用回線とは別の無線LAN回線でも通信できるため、有害サイトの閲覧を制限するフィルタリング機能について「両回線への対応が必要」と訴えている。』
※京都新聞8/6付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20120806000079

                                 ***

多様な価値が不適切な態度を助長しているのであれば、
我々は一体全体どのような時代を生きているのだろうとクヨクヨ考え込んでしまいます。
あるいは生活を豊かにしてくれるはずの機器が我々の人間性の何かを破壊しているとなれば、
その意味性について深いため息がこぼれます。


ずいぶん青臭い物言いかもしれませんが、
冒頭のテキストがいみじくも『誰が止める?』と提起しつつ、
結局のところ『無理なんじゃね?』という空気を醸し出していると幾分穿った見方が出来るように、
このイシューの重層性については言葉を失ってしまいます
(あるいはそれらしい態度を装う)。


出来ることからちょっとずつ態度を表していく、これしか思いつけません。
例えば携帯電話の使用が禁じられている、または電源をオフにしなければいけない環境では
必ずその指示に従う。
食事中の携帯機器の使用を避ける。
こんなことしかどうも今の私には思いつけません。


携帯電話のイシューは本当に容易でありません。
問題の多くが我々自身に依っていることが痛いほど分かるため、
ありきたりの警句で自分を、生徒たちを納得させることができません。


スマホのコマーシャルが今をときめく著名人によって喧伝される中
(言い方を変えれば現代の価値がそこに集約されていると妄言まがいに放言される中)、
その使用を制限する理由をクリアーに伝えることが出来るのであれば、
開き直りでも冗談でも何でもなく
ぜひご教示ください。
それをアプリにしましょう。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



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