Entries

『グローバル人材』育成に動き出した大学

当ブログの最近のホットイシューである『グローバル人材』。
「そんなもんは天平の時代からあったわい!」
「文明開化のご時世の方がすごかったわい!」
「そんなもんお父さんが子どもの頃から言われとったわい!」
なんて声が聞こえてきそうですが、


何だかちょっと毛色が違うようですぞ。
外国の進んだ文化を全身で吸収してくる、といった風情だった以前の留学マインドに比べ、
昨今のそれはズバリ『リーダー養成』。
海外で活躍する、といったレヴェルから、
国難の時代に自国をリードしていく、ゆえに汎地球的な視座が必要、というところでしょうか。


英語が好きだから、
という動機がもはや英語を発展的に学ぶ理由の上位から陥落した様相。
理科系に進む人間こそレヴェルの高い英語学習が必要になりつつあります。


それを中学高校の学齢でどれだけ意識付けできるか。
英語教師のみならず
理科系の教師陣がどれだけストーリーを子どもたちに付与できるか。


そんな視野の広い、志高い、行ってこいと背中を押してくれる年長者が
どれだけ子どもたちの周りにいるか。
私もその中の一人として反省を感じつつより具体的なサジェスチョンができる存在でありたいと思います。


とはいえここ数年は留学者数減のトピックに触れる機会も少なくありませんでした。
経済状況から納得できる面もあり、
震災以降、より内に向いた志向が働いたとしても不思議ではありません。


とはいえその震災以降、
国内だけに目線を留めることへの矮小さも改めて言及されました。
外国に学べ、というこれまでのトーンから、
外国でいかに自らを発揮するか、あるいは外国でいかにリーダーシップを発揮するか、
こういったトーンの風潮が少しずつナチュラルになってきたと認識しています。


自国の問題や内憂はすなわち他国のそれらと密接につながっている現在、
幅広い人材が世界めがけて突進していかなければならないタイミングとなりました。
そしてそういった若い力を支える機関なり制度なりが
もっともっと豊かに、濃くなっていかなければならないといったところですね。


留年気にせず海外留学を 筑波大など単位認定緩和


                                 ***

 『学生の海外留学が伸び悩む中、学生が留学しても留年せずに4年間で卒業できるよう有力大学が制度づくりに相次いで乗り出している。従来は交換留学の協定を結んだ大学だけに限定していた単位認定を、学生が選んだ私費留学先の大学にも拡大。留学しやすいカリキュラムの整備を急ぐ。

 筑波大は2013年度から、休学中に私費留学した先の大学で取った単位を卒業単位の半分まで組み入れることを認める。11年度に交換留学で派遣した学生は大学院生を含め68人20年には留学1千人を目指し、うち400人程度は私費留学を見込んでいる。

 一橋大は14年度にも、私費留学先で取った単位の認定基準を緩和する。現在は同様の科目がある場合だけ単位を振り替えて認定しているが、授業内容が一定のレベルに達していれば「自由科目」として卒業単位に入れられるようにする。

 お茶の水女子大は、大学4年間のうち半年~1年の間、必修科目をなくしたり減らしたりして、留学しやすい「留学促進期間」を設ける検討を始めた。従来は必修科目が4年間にまんべんなく入っていて、留学すると留年の恐れがあった。期間の長さや時期は学部・学科ごとに決める。

 文部科学省によると、日本人学生の海外留学は09年時点で約5万9千人で、04年の約8万2千人から5年連続で減少している。

 協定校と学生を派遣し合う交換留学は学費や単位取得で優遇されるが、留学先の選択肢や派遣枠が限られる。休学して私費留学する場合、単位が認められず留年するケースが多く、学生の留学意欲をそぐ要因になっていると指摘されている。』
※日本経済新聞8/11付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。

                                 ***

岡山大、海外留学義務のコース


                                 ***

 『岡山大学は海外留学を義務付ける「グローバル人材育成コース」を来年4月に開設する。全11学部の新入生2300人の中から50~100人を選抜。所属学部の通常の専門課程に加えて、実践的な英語教育を施す。留学や海外インターンシップなどを経て、卒業時に英語能力テスト「TOEIC」800点以上の英語力と専門知識を持つグローバル人材を育てる。来春入学の1年生に英語力テストと面接を実施して、同コース生を選ぶ。』
※日本経済新聞8/9付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。

                                 ***

以前よりこれらのトピックスを取り上げては言及していますが、
英語ができるから、英語が好きだから、だけではなかなか勝負できない部分があります。
特にこれら生徒の学力が全体的に高いかというと決してさにあらず。
英語だけが突出してあとが足を結構引っ張っているとか、
実はその英語も中程度(あるいはそれ以下)ということも珍しくありません。


もちろんこの『英語を学びたい』という気持ちをスポイルする愚かなことはできません。
しかし彼らにはその他科目をいかに真摯に学ぶかを伝えていかなければならないでしょうし、
暗に英語科へと容易にプッシュする学校の英語教員連の言葉の浅さもきちんと伝える必要があります。


かつ
理科系(理数系)の子どもたちにもじっくりと海外で学ぶ意義を指し示すことが求められています。
この点、大学実績だけで生き延びていく(塾含む)教育機関の行く末を注視したいところです。


とはいえ私がこのイシューに言及することはちょっとばかり大風呂敷を広げすぎ(苦笑)。
足許をしっかりと固めつつ、世の中の動向へと気を配っていくバランスの良さを目指します。
でもテスト結果や進学実績だけの学習塾ってのも前時代的でしょ?
若い塾講師陣がもっと広い視野を(ハッタリでも)見せ付けるタイミングじゃなかいなぁと考えます。


はてさて。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://ikuseishajishukan.blog72.fc2.com/tb.php/1046-5ca903bb

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

ふしみ育星舎HP

http://www.ikuseisha.co.jp/asset/00124/Fushimi-TBB/HP/banners/fushimiTBB-banner14.png
伏見/丹波橋/桃山/塾

教室カレンダー2016


※随時更新しています

ふしみ育星舎onTwitter

伏見/丹波橋/桃山/塾

Facebookページ



更新カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
※青字が更新日です
伏見/丹波橋/桃山/塾

直近30稿のブログです


ご訪問ありがとうございます

月別アーカイブ

07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07 

お問い合わせはコチラ

お問い合わせはコチラ 育星舎お問い合わせ ふしみ育星舎HPへ ふしみ育星舎HPへ
連絡先はコチラです 連絡先はコチラです

伏見/丹波橋/桃山/塾

育星舎基本情報

私塾教育 育星舎グループ本部

〒603-8332
京都市北区大将軍川端町97
創造館2F
TEL 075-463-4050
FAX 075-463-4455
info@ikuseisha.co.jp

【京都南学舎 伏見育星舎】
〒612-0073
京都市伏見区桃山筒井伊賀西町43-1
TEL 075-621-4466
FAX 075-621-4465
ikeda@ikuseisha.co.jp

伏見/丹波橋/桃山/塾