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私立高校への進学が35%

アルファ北野の毎年の高校進学の傾向はその年によって結構動きます。
昨年度は公立高校への進学が(どちらかというと例年通り)多くなり、
一昨年度は私立高校への進学が飛躍的に増えた年となりました(私立:公立=7:3)。


公立高校授業無償化という(当時としては)事件的なことがあり、
そして私立高校の授業無償化(私立高等学校あんしん修学支援事業)という、
所得制限はあるものの実質無償化(~一部助成)という制度も確立されました。


もちろんいずれも(というか特に私立は)
入学金、制服代、寄付金、積立金、教材費、PTA・同窓会会費、などなどあります。
よって全部が全部いわゆるタダという訳ではありません(当たり前!)。


ともあれ一昨年度の動きが続くかなと予測していたところに公立回帰。
学校の先生の進路指導が関係している部分も(大いに)ありますが、
現行入試制度の最後の(と思われる)現中3の生徒たち、
例年以上に現時点での進路未決定が多いという状況です。


私立高進学35%に上昇 京都市立中学の卒業生


                                 ***

 『今年3月の京都市立中卒業生のうち、私立高に進学した割合が2年連続で上昇し、私立高進学率が35%に上ったことが、市教育委員会の調べで分かった。一方、公立高進学率は5年ぶりに6割を切った。府内私立高の多くが京都市内に立地しており、私学無償化制度の導入の影響が顕著に表れたとみられる。

 市教委のまとめでは今春の卒業生1万423人のうち、私立高進学者は3593人で35%を占めた。私立高進学率は、05年3月卒業生で30%を割り込み、10年3月は28%だった。私学無償化の影響が表れた11年3月は30%台を回復し、今春はさらに4ポイントアップした。

 私立高進学者3593人の内訳は、市内の私立高が3065人、京都市を除く府内は320人、他府県が208人だった。

 府内の公立高進学率は07年3月に初めて6割に達したが、今春は6015人で58%と5年前の水準まで落ち込んだ。

 京都市・乙訓地域の公立高普通科Ⅰ類は今春初めて定員割れした。市教委学校指導課は「授業料が高いと私学を敬遠していた潜在的な希望者を、無償化制度が掘り起こした」とみる。

 そのほかの進路は定時制・通信制が507人、国公立高校・高専45人、特別支援152人、就職21人、アルバイトなど90人だった。』
※京都新聞8/20付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20120820000061

                                 ***

無目的に公立に進学する層(保護者含む)の中で、
その多くが学力の中間層であるのですが、
私学無償化と確実な進学という2点による私立選択が傾向として進んでいるようですね。


言っちゃあ何ですが、
公立の(一部とまずは断りますが)先生方の進路指導の熱量の少なさったら呆れますもの。
先日もある生徒がある大学の志望理由書と自己アピールの書類を持ってきましたが、
指導を担当された先生の文章の覇気の無さったらありません(穏やかな表現に留めておきます)。
事を荒立てることなく(笑)やんわりと訂正するとどうやら私の態度に否定的な発言をされたとか。


う~む、共闘といきたいところですが、それも叶わず。
塾で書いて来い、と助言しながら結局は自己流を通された形。
ま、これはごく最近あった単なる一例。


立場や環境的に限界があるディレンマを抱えておられるのは容易に想像できますが、
かといって外部の教育機関を信用されているかというと
決してそうではない先生方に(生徒を通して)出会ってきました。


その他の耳を疑う一例として(何だか暴露大会の様相ですが笑)、
「本校は楽しい学校生活を主眼とし、進路指導や実績に重きを置かない」
ということを(高3の!)3者懇談でズバリ仰った担任の先生(!)事例もあります。


もちろんそれはそれで結構ですが何とも頼りないですね。
二つ目指すって道はダメなんですかね。
というか進路指導も大切な学校生活の一要因だとは思いますが。
何のためにそんなことを言ったのか腑に落ちません。


閑話休題。
生徒たちに繰り返し言っていますが、私は何も私立高校の回し者ではありません(笑)。
ただ考える機会を与えられればと思い、いろいろサジェスチョンしているつもりです。


学校の先生方の言葉に重きを置かれる現状は当然だと認識しています。
特に高校受験に関しては(内申というものがある以上)イニシアティヴは中学校側。
いかにその方向性を支えられるか、あるいは具体的な進言ができるかが私の立場。
共闘関係にありたいと常に考えています。


とはいえ進路指導はこちらも真剣勝負。
無謀な勝負や看過できない妥協には異を唱えていく気持ちは萎えていません。
さてさて、そんな(どちらかと言うとどうでもいい)私の宣言など置いといて(笑)、
私立高校への進学が4割に達しようとしているトピック。


流れとしてはこれで公立高校の営業努力(表現不相応?)がさらに問われる時代ですね。
それはそれで結構なことだとは思いますが、
あまりこの方向性を良しとされない、
過剰な競争化を機会均等などの観点から避けられる意見があるのは承知しています。


その辺りも今後の課題となる感じですね。
総合選抜が終わり、相当数の不合格者がもし仮に発生すると問題視されるでしょうし。
過渡期を迎えているという言葉は毎年のように濫発されているでしょうが、
少なくともこれからの数年、文字通り過渡期のダイナミズムを我々は経験すると思います。
それが緩やかな変革であれ。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



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