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図書館も戦っているんだなぁ(…ため息)

ここ数回、
公立学校にとって決してフレンドリーではないテキストを書いてきました。
学校の先生方にとっては(我々が想像だにできない)制限がたくさんある中、
部外者からの一方的な批判に不愉快な思いを抱かれたことと思います
(もし万が一私のブログでご入場いただいたのであれば、ですが)。
この場を借りてお詫びする次第です。申し訳ありません。


しかし公立学校の取り組みはなかなか形として見えてこないのも変わらぬ事実(これも一方的なのかな…)。
世に出ない≒世に問われない。
よって時には(というか往々にして)ひとつのマイナスが相当な尾ひれをつけることだってあります。


あるいは
先生方個々人の不断のご努力が評価されない、または不当に蔑まれるというシチュエーションもありえます。
教職というものは情熱がないと成立しない職業です(よね?)。
それが一方的な(どちらかというと批判の感情を伴った)偏見により
双方が不信を抱き合うのはやはり不幸なことです。


それを解消するのはどうしても学校側です。
サーヴィス業的な側面を有しているときちんと認識してもらい(あくまでひとつの側面。語弊はご勘弁)、
公教育が抱える過剰な平等思想やいびつな機会均等の精神にも
再考のメスを入れるタイミングをお考えになることも必要かと(素人ながら)提言する次第です。


もちろんこれらを根本から解決させるためにはご家族のご覚悟が肝要かと思います。
今月のニュースレター(当塾の定期刊行物)には
テスト前自習に関して、その促しはご家族のご意志です!と打ち出しました。
不快に思われた方もいらっしゃることと思います。


しかし言わざるを得ません。テスト前はテレビを家族で見るな!ともお伝えしたことがあります。
非日常であることを家族全員で共有してください、という趣旨によるものです。
こうやって振り返ってみますと私もずいぶん生意気なことを書いていますね(反省)。


もちろんもちろん上記の促しに関しては我々の引っ張りも前提として横たわっています。
多方面から、言うなれば校塾連携を謳いながら、ご家族の矢面に立ちつつ、
何とか子どもたちに有意義な時間を、有意義な学習を提供していければと思います。


閑話休題。
公的機関の広報に関するアクションには常に注目しています。
(さまざまな面で)限られた設定の中、いかに効果的に案内するかの腐心を学んでいるところです。
批判的な物言いになるのは私の性格ですが(笑)、
『読まない』という(大衆の)前提をいかにかいくぐるか、広報ひとつとっても苦労が忍ばれます。


そこで図書館のトピックをふたつほどご紹介します。
図書館には足を運ばなくなったなぁ、としみじみ思います。
みなさんはいかがですか?
私の生徒たちのの口からは比較的頻繁に図書館を利用したことが上りますが、はてさて。


本の購入費稼げ…宇都宮市立図書館の奮闘


                                 ***

 『宇都宮市の市立図書館が、市財政悪化による予算抑制で図書購入が思うようにできず、不要になった蔵書をリサイクル本として売ったり、企業広告を募ったりと、資金確保に知恵を絞っている。図書館間で蔵書を融通するサービスなども活用。「市民が読書を楽しめる環境をなんとか保持したい」と、市民サービスの維持に懸命だ。

    図書館

 市立中央図書館が館内の一室で今月初旬に開いたリサイクル市。小説や学術書、料理本など幅広いジャンルの約5000冊が、50~200円で並んだ。2日間の売り上げは計約2000冊、約20万円に上った。「中央図書館が強みとする地域資料、人文系の図書購入にあてたい」。同図書館の増渕重子館長の声が弾んだ。

 中央図書館がリサイクル市を始めたのは昨年9月。予算抑制のあおりは図書館にも及び、翌2012年度の同図書館の図書購入予算は、宇都宮市が合併した07年度の半分を下回る約2500万円。購入できる本も、07年と比べて半分以下の約1万5800冊にとどまる予定だった。古くなって処分した分の穴埋めができず、昨年度は書架に約1万8000冊分の空きができていた。

 ほかの市立図書館も事情は同じだ。市全体の今年度の図書購入予算は、07年度の約1億154万円より減って約9520万円。11年度に南図書館がオープンしたこともあって、購入できた図書数は軒並み落ち込んだ。ベストセラーの購入数を抑えたがゆえに、8か月待ちの人気作家の著書もあり、市民サービスにも影響が出ている。

 こうした現状を打開しようと、各図書館はリサイクル市のほかにも、対策に乗り出した。閲覧用の雑誌のカバーに企業の広告を掲載し、雑誌購入費の一部にあてる「雑誌スポンサー制度」もその一つだ。図書購入費の約1割を占める雑誌代をやり繰りするため、昨年度から制度を始めた。今年度は市立図書館全体で約870万円かかる費用の約7%をまかなっている。

 さらに、それぞれの図書館の連携も強化。中央図書館は「人文」、東図書館は「科学」、南図書館は「子ども」などと、それぞれが専門分野の蔵書をすみ分けて購入し、所蔵がなければ取り寄せる仕組みも積極的に活用する。昨年度は約27万2000冊の利用があり、「非常に便利」と好評だ。

 来年度から、休館日を周知するために各図書館が利用者に配るカレンダーやしおりにも企業広告を載せる計画で、今年度中に入札を実施する予定。10万円以上の収入を見込んでいる。中央図書館の増渕館長は「図書館は市民の情報拠点。市全体も財政が厳しいが、いろいろな知恵を使って何とかカバーしたい」と意気込んでいる。』
※読売新聞9/26付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120926-OYT8T00313.htm

                                 ***

ようは
①蔵書販売
②企業広告
③特化と連携
といことですね。


こんな取り組みもあるようです。


図書館でビジネス講座


                                 ***

 『9月12日の夜7時。東京都千代田区の日比谷図書文化館の小ホールは、仕事帰りの会社員らでほぼ満席だった。

 仕事に役立つ問題解決法の講座「ビジネスマンのためのイノベーティブ・デザイン思考法」が開かれていたのだ。

 講師を務めるのは、慶応大学の教員たち。自由な発想による「デザイン思考」と、精緻(せいち)な検証に基づく「システム思考」を組み合わせた独自の手法を学ぶ。9~11月の隔週、全6回で、受講料は2万円だ。

 40人の定員を上回る約60人が受講。初回のこの日は、同大大学院システムデザイン・マネジメント研究科(横浜市港北区)を率いる前野隆司教授(50)が「日本の閉塞感を打破していこう」と熱く語った。受講者からの質問も相次ぎ、終了は10時近かった。

 「仕事に生かせるものを会社に持ち帰り、実践してみたい」と意気込んでいたのは、質問の口火を切ったマーケティング支援会社部長の財満(ざいま)二朗さん(30)。前野教授は「みんな生き生きとした表情で聞いていた」と手応えを感じた様子だった。

 同館は昨年11月の開館以来、図書の閲覧、貸し出しだけでなく、「日比谷カレッジ」と称して、講座やセミナーなどを開いてきた。中でも、首都ビジネス街のど真ん中にあることから、働く社会人に対する支援を念頭に、コーチングや英語を学び直すなどの講座に力を入れてきた。

 しかし、いつも狙い通りに参加者が集まるとは限らず、企画担当スタッフの稲垣久美子さん(31)らは頭を痛めていた。そうした中、同研究科の非常勤講師と知り合い、ビジネスマンの間でデザイン思考など問題解決の新手法に関心が高まっていることを聞いた。さっそく同研究科に開講を依頼したところ快諾を得た。

 稲垣さんは「図書館の中で聞き耳を立てていても、ビジネスの最前線で必要なものがなかなか分からない。慶大に力を貸していただけることになり、ありがたい」と喜ぶ。

 一方、前野教授は「研究科のあるキャンパスは都心から離れており、新手法の普及に地の利の悪さを感じていた。願ってもないチャンスだと思った」と振り返る。講座では次回以降、論理的思考法や「プロトタイピング」と呼ばれる方法を、具体的に体験しながら学んでもらうという。

 高度な専門知識を求める社会人が、大学と図書館の連携を深めている。

 日比谷図書文化館 前身は都立日比谷図書館。東京都から千代田区へ移管され、2011年11月に開館した。図書館としての機能に加え、同区の歴史を紹介する展示室と、講座やセミナーなど生涯学習の場を融合させた総合文化施設。日比谷公園内にある。』
※読売新聞9/27付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20120920-OYT8T00284.htm?from=osusume&google_editors_picks=true

                                 ***

こちらも(どちらかと言うと都心だからというものですが)面白いですね。
使用していない時間帯の施設貸与というアイデアはどこまでも膨らみそうですね。
ここに付随する少なくないの問題も容易に浮かび上がりますが(例えば防犯とか)、
施設貸与に関しては特に公的機関であれば広がりがありそうです。


しかし過剰な(あるいは少しの)営利主義であったり利用規約が守られないというケースも乗り越えるべき課題でしょう。
なぜ過剰な営利主義はダメなのか、という部分もなくはないですが、
まあ、私も勉強するところ大なトピックです(…強引)。


図書館もキツいよね~、というお話ではなく、
ここから私が学ぶことを整理していかねばと思うところです。
(失礼ながら)これらの奮闘をひとつのロールモデルとして活用し、
私の教室運営にちょっとでも還元できればと目論んでいます。


…図書館も大変だよなぁ。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



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