Entries

フランス版『ゆとり教育』!?

京都公立高校選抜制度の大改革(!?)の一報から
私の拙いリサーチがコチョコチョと始まっていますが、
『ゆとり教育の終焉』という何ともおどろおどろしい(笑)文言が躍る昨今の日本の教育界において、
教育の在り方が確実に違うフェーズに向かっている印象をさまざまな現場、状況からも感じています。


とはいえ京都の動きはまだ!具体的な道筋が見えていません。
フライング・ゲット(笑)!的にお知らせできることもありますが、
いかんせんそれはあくまで方向性。
私としてもあまり過激な表現を使って(笑)言及することは控えざるを得ないところです。


とにかく追いかけます。
大手学習塾様が大きな特別チームを組んで取り掛かるであろうイシューですが、
私は個別アルファ塾長陣の同僚諸氏と連携して臨みます。
大手とはちょっと視座が異なる情報なりテキストなりが提供できればと腹をくくる思いです。


閑話休題。
『ゆとり教育』と聞けば自動的に眉をひそめてしまう我が国ですが、
もちろんその理念のひとつには納得しうる部分が太く濃くある訳です。
何でもかんでもこの理念を学力低下のスケープゴートにするのではなく、
ここから進められたであろう道筋に対してもっともっと悔恨の念を抱く謙虚さも必要ではないかと思います。


ゆとり教育の(本来有していたであろう)明るい未来を阻んだもののひとつには、
この国の多くの人間にとって
課題を共有して解決に導く(初等中等の)学習機会に大きく欠けていたことや、
それらのプロセスを組み立てていくアクション、
例えばディベートやディスカッションの環境や土壌が存在していたかというと
残念ながら首を振らざるを得ません。


討論を重ねて知的好奇心なりを高めていくスタイルの授業(講義というのか)が
小中高の中でどれくらい実践、熟成されてきたか、この点の目算に欠けたとは結果的に言及できますが、
詰め込み式の反動として機能した面がないとは言えないと思います。
冷徹な検証は必要でしょうが、学校の先生方の努力を軽んじるような態度は避けるべきです。


ともあれ私は詰め込み式学習に躊躇を感じない派(笑)。
『脱ゆとり』後の教育の在り方を勉強している毎日です。
そこで面白いトピックスを見つけました。
芸術とファッションの国(この表現古いなぁ)、フランスからのレポートです。


宿題なし、プラス評価重視 仏版「ゆとり教育」


                                 ***

 『フランスのオランド大統領は10日までに「家で宿題をさせない」「通知表はマイナス面よりプラス面の評価を」などとする教育行政の基本方針を発表、フランス版「ゆとり教育」の実施を訴えた。

 来年9月の導入を目指し、今後法案を作成する。日本の「ゆとり教育」は学力低下を招いたと批判を受けたが、「平等」を掲げるオランド政権の教育改革も議論を呼びそうだ。

 対象は主に小学校。親が外国人などのため家庭で勉強を見てもらえない子供が多く、宿題を出すのは不平等との指摘を踏まえた。宿題の全面的な廃止ではなく、放課後の補習クラスなどを活用する案が念頭にあるとみられる。』
※東京新聞10/11付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012101101000819.html

                                 ***


日本とはちょっと趣旨が異なっているとは思いますが、
彼の国も新しいカタチを模索しているのだなとしみじみ考えます。


「ゆとり教育」の二の舞? 仏、「宿題なし」に賛否殺到


                                 ***

 『フランスのフランソワ・オランド大統領(58)が、教育改革の一環として「宿題をなくす」と宣言したことに賛否両論が飛び交い、波紋が広がっている。「家庭で勉強する環境が整っていない子供たちのため、教育の機会均等を図る」のが目的という。日本で実施された「ゆとり教育」のフランス版だが、子供の学力低下やかえって教育格差の拡大を招くとの声が出ている。日本では学力低下を招いたとの批判を浴び、「脱ゆとり」に方向転換している。

 ■授業、週4日半制も

 「学校の勉強は家に持ち帰らず、学校で済ませるべきだ」

 オランド大統領は10月9日にパリ大学で開かれた公立学校に関するフォーラムで新教育プログラムの概要を発表し、宿題をなくす考えを表明。「教育は優先課題である」と宣言した。

 フランス通信(AFP)などによると、対象は主に小学校で、来年9月の導入を目指して法案を作成するという。宿題の事実上の廃止のほか、通知表は「欠点よりも進歩した点を認める評価」に改める。また、多くの学校が採用する水、土、日曜日が休みの週4日制について、1日の授業時間が長すぎるとして、週当たりの授業時間は変えず「週4日半制にすべきだ」とした。

 宿題の廃止は、親が外国人であるなどの理由から、家で勉強を見てもらえない子供が多く、不公平との声に応えたもの。4日半制は、1日の授業時間が欧州でも最長とされ、児童たちが学校を後にするのが午後5時~6時と遅いことを改善するのが狙いだ。
 
 ■日本の二の舞懸念

 教育問題への関心は高く、AFPのほか、ニュース専門チャンネルのフランス24や、仏人が多く住むカナダの日刊紙グローブ・アンド・メール(電子版)などが論評も交え、詳しく報じた。

 AFPは「大統領は未来の多くの有権者の心をつかんだかもしれない」と前向きに評価。グローブ・アンド・メールは、「宿題は生徒の学力向上に寄与しない」とする米教育者アルフィー・コーン氏のコメントに加え、宿題の量はここ数十年、増えているが、学力的な利点はほぼ見いだせないとの研究結果を紹介。「児童や生徒に生活習慣の改善や責任感の向上に役立つ」という別の研究者の意見も伝えた。

 グローブ・アンド・メールのこの記事に対するコメント欄には、「宿題は子供の頃、罰のようなものだった」「仏の子供は帰宅時間が遅く、それから(塾などの)課外授業に行く子供も多い。だから宿題をなくすという案は悪くはない」などの賛意の一方で、「宿題をなくせば、課外授業を受ける子供だけがとても優秀な成績を収めるようになる」との反対意見が書き込まれている。また、通知表の見直しについても、子供の学力を正確に知りたいという親から反対の声が上がっている。

 仏の児童のテストの平均点は欧州全体の水準を上回っているという。日本では詰め込み教育を是正するため、2002年から“円周率3で計算”に象徴される「ゆとり教育」を導入。しかし、国際的な学力調査で日本の順位が低下したため、08年に見直された。フランスも日本の二の舞となるのか…。
※産経新聞『SankeiBiz』10/14付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.sankeibiz.jp/macro/news/121014/mcb1210141131008-n1.htm

                                 ***

週4日制など、ところ変われば在り方もさまざまですね。
週4日だなんて、この国では向こう100年起こりそうにない事態(笑)。
良い悪いのそんなお話ではなく、
ヨーロッパ的だなと(本音は羨ましく笑)思います。


フランスの状況なんて実際のところどうでもよいのです(こんなこと書いて良いんかいな)。
その新たなシチュエーションを知ることで
この国の、日本の在り方がぼんやりと浮かび上がってきます。


>宿題は学力向上に寄与しない、
ドキリ!としてしまいます。
宿題は課すわ、ペナルティは課すわ、チェックテストは課すわ、期日は課すわ、
自分の学習指導の在り方を振り返る良いきっかけではあります。


先生、宿題多い!
信頼関係が出来上がっているからこそ笑いながら子どもたちはこぼします。
この状況って地球規模に鑑みれば異質、異様なんだろうか。


…フム。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://ikuseishajishukan.blog72.fc2.com/tb.php/1088-108da90c

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

ふしみ育星舎HP

http://www.ikuseisha.co.jp/asset/00124/Fushimi-TBB/HP/banners/fushimiTBB-banner14.png
伏見/丹波橋/桃山/塾

教室カレンダー2016


※随時更新しています

ふしみ育星舎onTwitter

伏見/丹波橋/桃山/塾

Facebookページ



更新カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
※青字が更新日です
伏見/丹波橋/桃山/塾

直近30稿のブログです


ご訪問ありがとうございます

月別アーカイブ

09  08  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07 

お問い合わせはコチラ

お問い合わせはコチラ 育星舎お問い合わせ ふしみ育星舎HPへ ふしみ育星舎HPへ
連絡先はコチラです 連絡先はコチラです

伏見/丹波橋/桃山/塾

育星舎基本情報

私塾教育 育星舎グループ本部

〒603-8332
京都市北区大将軍川端町97
創造館2F
TEL 075-463-4050
FAX 075-463-4455
info@ikuseisha.co.jp

【京都南学舎 伏見育星舎】
〒612-0073
京都市伏見区桃山筒井伊賀西町43-1
TEL 075-621-4466
FAX 075-621-4465
ikeda@ikuseisha.co.jp

伏見/丹波橋/桃山/塾