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高校入試でディベート!? そして京都の入試制度を考える

公立中学校の定期テストシーズンがひと段落し、
中3受験生は次回模試対策をしつつの受験モードへと進行。
受験生予備軍は今後の流れを伝えていきます。


そしてもちろん教科書進行も優先事項ですが、
今回テストの反省は具体的にやっていかねばなりません。


また、今回は近年まれに見る
『テスト期間中の授業速度の上げっぷり(ようはテスト範囲外の教科書進行)』でしたので、
一部の科目で予習先行型が少々崩れてしまい
学校の授業にてハテナを抱えて来塾するケースが少なくなさそうです。


基本はアルファでしっかりと予習してから(というかきちんと授業を受けてから)
学校の授業にて復習する、あるいは別の考え方に触れる、というパタンを励行しています。
ただ、この形態における危険性は学校授業を軽んじる輩が出るってところです。


これにはきっぱりと『ダメ!』って言っておかないと。
学校の授業がいちばん懇切丁寧だと子どもたちには申し上げています。
それを最良の復習機会としなさい、と。
アルファで受けて、そして学校で最終確認をする、これでも分かってなければ致命的だぞ、と。


とまれそんな予習先行型の進行をまずは立て直していきます(数回で回復しますが)。
そして年内の学習内容を確認し合い(実はこれが大事!)、
受験生たちには臨戦態勢を、
受験生予備軍には年内だけではなく年度内の学習内容のイメージを付与していく恰好となります。


閑話休題。
そんな受験生たちも今回のテストが12月評定にどのように反映されるかは百も承知。
そのくせまだまだ覚悟の出来ていない声も耳に届きます。
曰く、テスト終わったし思いっきり遊ぼ。
曰く、さあ、入試までテストがなくなって気が楽やわ。


おいおい(苦笑)、となりますね。
以下に取り上げました高校入試の制度が
もし仮に京都にセットされましたら、こういった態度の子どもたちはどうすればいいのでしょうか。
京都の入試制度がもたらした弊害を考えてしまいます。


集団討論対策探る教育界 都立高推薦入試導入で(東京多摩)


                                 ***

 『来年1月の都立高の推薦入試で集団討論が導入されるのを前に、中学校や学習塾など教育現場は手探りで対策を進めている。人前で自分の意見を述べることに苦手意識を持った生徒が多いからだ。負担の増加を理由に、推薦入試の受験に二の足を踏むことが予想される一方、専門家は今からでも対策は可能としている。

 スクールランチ(給食)と弁当では、どちらが良いか――。10月下旬、東村山市立東村山第四中(本保俊昭校長)の3年全5クラスで、総合的な学習の時間を使い、模擬討論が行われた。各クラスとも5、6人が意見を述べ合い、その他の生徒がその様子を評価するという方式で進められた。

 「僕は弁当。アレルギーがあると食べられない」「私はスクールランチ。弁当箱を洗うのは大変」。生徒たちは次々と意見を述べたが、「発言する時に焦ってしまう」「友達の前でも緊張するのに、本番で自分の意見が言えるか不安」といった声も聞かれた。

 同校では例年、半数近くの生徒が都立高の推薦入試を受ける。初めての集団討論を前に、教員が出題されそうなテーマを予想し、10月からこれまで3回、模擬討論を行った。塩原真一副校長は「知らない人の前で話すことに恐怖感がある生徒もいる。機会を作り、少しでも不安を取り除きたい」と話す。

 都教委が集団討論の導入を決めたのは、今年6月。コミュニケーション能力や協調性などを評価することが目的だ。実施方法は各高校で違い、面接官が司会役となって議論を進める形や、受験生だけで自主的に議論を進めていく形などがある。テーマは当日発表される。受験に詳しい安田教育研究所(港区)の安田理(おさむ)代表は「対策を通して、今の子供たちに欠けている力が養われる点で意味がある」と指摘する。

 これまでの推薦入試では、調査書(内申書)と面接が必須で、調査書の配点が5割以上の学校が多かった。しかし、集団討論が加わり、調査書の配点は5割以内に抑えることになった。調査書の評価が低い生徒も、推薦入試に挑戦しやすいといった側面がある。

 一方で、八王子市の学習塾「GS進学教室」の後藤高浩代表は、集団討論の対策によって受験生の負担が増すとして、昨年度2・88倍だった推薦入試の倍率は下がると予測する。「その分、対策をすれば合格につながりやすく、将来の就職試験の集団討論の時にも役立つ」として、対策を始めた。「体験に基づいた具体的な発言を」「新聞を読み、知識を蓄える」などの10のポイントを独自にまとめ、指導している。

 安田代表も「今からでも他の生徒の話をきちんと聞く、相手に分かるように話すといったことを心がけて」とアドバイスしている。』
※読売新聞11/19付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/03/20121117-OYT1T00453.htm

                                 ***

京都の新しい(公立)高校入試制度において、
これまでの2月実施の特色選抜がその他選抜や検査とひと括りになって『前期選抜』となるとのことです。
もちろん従来の適性検査は名称こそ変われど趣旨が変わるはずもなく
(とはいえ定員の最大100%まで合格者を決定するとあるのでほぼ形骸化していた推薦はなくなります)、
その他選抜と一線を画しているでしょうが。


よって名称変更や制度変更が行われたところで内容は変わらずなのですが、
(ここが重要!)特色選抜枠が15%だった従来の形から、
パーセンテージを広げていくとの意向を鮮明に打ち出されています。


これってどうなの!?
現行の特色選抜は私が承知している限り
『多元的な評価による選抜』とのことでその選抜方法が作文と面接ですが、
結局受かっている生徒って……、という(笑)印象は多くの方が抱いているもの、


これを拡充!?
容易には理解できません。意図がおありなのでしょう。
推薦枠の縮小が求められている昨今においてその逆を行くというのは、
東京大学のAO入試イシューがありますので言下に否定する愚かしさは控えなければなりませんが、
それにしてもそれにしても。


不透明な評価基準は確かに反省されています。
より特色化した高校がその評価基準をさらに明確にする、とは当局担当氏の弁です。


とまれ上掲トピックの内容は興味深いですね。
これも評価基準の設定は難しいでしょうが、意義あるアクションだと思います。
これに対して『学習意欲は旺盛だけれども外向きの志向に欠ける』という生徒も少なくないでしょうが、
そういった子どもたちがより広いフィールドで活躍するためにも
早期にこういった環境があることは望ましい限り。


学習塾はどのようなアプローチをするべきでしょうか。
学校の先生方が実施されている面談練習も実りの多いものでしょうが、
我々学習塾側もさらに具体的な、かつ有益な対応をしなければいけません。
それをぼんやりと考えると塾の在り方はさらに多岐に渡ってくるばかり。


どこに行こうとしているのか。どこに向かおうとしているのか。
答えは風に吹かれているのだろうか。
秋深し。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif





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