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今度は『地歴研究の甲子園』!? ~高校特色化考察

高校の『特色化』が今後具体的に本格化していくであろうことは
すでに繰り返しここで書いていることです。
そのこころは新入試選抜により単独選抜に移行するからではありますが、
ようは高校が『選ばれる側』という立場をこれまで以上に強烈に前面に出さなければと予測されるからです。


目を見張る進学実績や部活動実績、課外実績などを別にして、
そこに期待できない学校は文字通り生き残りをかけて『何か』をつくり出さねばなりません。
捻出とも言えそうなアクションでしょうが、
それすらも放棄するような学校にどのような配慮をすればよいのか躊躇します。


ここ数日の進路面談においても
複数の保護者の方より
「高校の進路担当の先生に『うちは進路実績を第1としていません』と言われた」と
心配そうに明かされるケースに出会いました。
現役高校生の親御さんたちからも同様の不安を聞いていますので、
やはり複数の先生方、学校においてそのような案内をされているのだなと再確認した次第です。


先日のブログでも書きましたが、
「じゃあ、どこで判断するの?」と思う私。
「うちに来たら充実した3年間が過ごせます!」という声にも疑問(不満言いか、オレは!)。
その充実した3年間の、あるいは3年後の姿を提示しなくていいの?と。
もっと意地悪な言い方をすれば
3年後の姿にその充実さが表れているんじゃないのですか、と。


(これも先日書きましたが)刹那的な『楽しさ』を充実した云々とは言いません(よね?)。
もちろん学校の先生方ももっと毎日に目を向けてくれよなという趣旨でしょうが、
私としては、あるいは受験生を抱える親御さんの視線としては、
毎日の集積として数年後の姿がある、とは思うのですが。


…閑話休題。
学校の特色化(どエラい脱線)。
これは死活問題。
我々も他人事ではありません。


洛東高、「地歴研究の甲子園」で優秀賞 府内初


                                 ***

 『歴史や文化財、地理に関する研究成果を競う「全国高校生歴史フォーラム」(奈良大主催)で、洛東高(京都市山科区)の生徒グループが、最上位の優秀賞を受賞した。府内で初という。生徒たちは24日に同大学で行われる表彰式で研究成果を発表する。

 同フォーラムは、地歴研究の甲子園とも称され、6回目の今年は全国から75件の応募があった。洛東高の女子生徒4人のグループが、優秀賞6校の一つに選ばれた。

 研究テーマは「安祥寺下寺の所在地」。人文社会コース3年の田中悠里さん(18)、加藤侑香さん(17)と2年の加納未由希さん(17)、緩利夢来(ゆるりゆき)さん(17)が6月から約4カ月かけてまとめた。

 生徒たちは地元の安祥寺を見学し、平安時代には上寺と下寺があったという記録を基に同校近くにあったとされる下寺の所在地を探った。専門的な文献や古地図を読み解き、グラウンド内に住所表記が変わる境界線があることを見つけたという。周囲の地名や史跡を史料と照らし合わせ、下寺の位置を推定した。

 受賞の知らせに田中さんは「まさかと信じられなかった」と話した。難しい論文や史料と向き合う研究だったが、加納さんは「調べてまとめることを学べた」と振り返り、加藤さんは「寺社が身近になった」と喜びの表情。緩利さんは「歴史の道に進み、将来に生かしたい」という。

 指導した島田雄介教諭(46)は「内容は学術的にも通用するレベル。研究発表は専門家に聞いてもらうよい機会にもなる。難しい要求に応えてくれた生徒たちに感謝したい」と話していた。』
※京都新聞11/20付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20121120000054

                                 ***

何かのコンテストに参加するというのは決して小さくありませんね。
特に何かに(たとえひとつであれ)秀でるということは、
確実にポテンシャルを掘り起こしています。


学校の特色化が一朝一夕でないことは誰もが認めるところ。
塾長として教室を運営する身としても骨身に染みています(まだまだ甘いと思いますが)。
キャッチコピーを見つけるだけでクタクタになります(そして往々にしてそんなモノ見つからない)。


よって実績という形でアピールするしかありません。
もちろんそれはどのような種類のものでも俎上に載せられると思います。
『選ぶ側』にとって肝要なのは、
それがあればあるだけ参考になるってことです。


よって毎日が楽しい高校生活ですよ、だけではやはり納得できません。
楽しいなんて人それぞれ。
誰かにとって悦楽の対象であっても別の誰かにとっては苦痛の種にあたることなんてザラ。
より具体的にならざるを得ない訳です。


というテキストを書きつつ、
やはり我が身を振り返る訳です。
なかなか好戦的なテキストを書いたな、と。
ところでお前はそれにかなっているのか、と。


模索中です、だなんて有り体の言葉で濁せません。
新年度に向けてのアクションはすでに始まっています。
目の前の受験生を精一杯援護射撃しつつ、
来たるべき世代に向けても提示していかなくてはならないアイテムがたくさんある訳です。


12月。京都では雪がちらつきました。
例年より早い印象です。
冬期講習まであとわずか。
キュッと身を刺す冷たい空気に思わず全身が縮みます。
さあ、前を向いて行くしかない。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif





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