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速報!!25年度京都公立一般入試 英語精解

平成25年度 京都府公立高等学校入学者選抜学力検査
検査5


【英語(筆記)】 問題:PDF形式で開きます
※聞き取り検査はコチラ(PDF形式のテキストです。音源はありません)


さあ、いつものように(笑)過去のテキストを引用。

例年のごとく
長文2題にリスニングテストが3題。


体力の低下・集中力の途切れが頻出する最終時間ですので、
ここで何とか気持ちを高めたい。
この辺はやはり模擬試験(模試)を複数回受けてきた生徒と
未受験や1,2回受験した生徒との経験値に
決して小さくはないギャップが目立ってきます。


さて、この場での解説における断りをいくつか。
まずは私の指導法の最優先事項とするSVOCによる文法解説を施しています。
中には中学英語としてはあまり一般的でない表現も使用するかもしれませんが、
第一に念頭に置くのが私の生徒たちですので
その点だけご承知おきを。


また、長文問題に取り組む際の指導として、
①話の着地点(何の話か)をまずは見極める/推理する。
②数字を必ずチェックする。
③設問は順番通りに進めず、上から読み進めていく中で出会った順に着手する。
以上3点を強調することがあります。


さらに補足しますと、
これは公立高校の入試です。
(毎年のように)長文内容が国際交流をベースにしたお話です。
そこにエイリアンがやってきたり、天変地異な言動はまず出てきませんので、
頭をフラット(あるいは鈍感)にして、ごく優等生な解答を選べばいいのもいたってナチュラルなお話。






ではさっそく大問1


まず冒頭の日本語による説明文と、注釈に記載された語句意味により
あらすじを推理する。これが最初の数十秒~1分。※気持ちを落ち着かせて!
皆に言っていることは、ここで推理した内容からそう外れることはない!ということ。

高校生の理子さんの作文が題材です。注釈からも何だかストーリーが浮かんできます。
栽培、自然、というワードが架空の物語を構成していきます。

▼第1パラグラフ
いきなりこれまでのセオリーから外れた出題が(!)。慌てるな!!
まあ、話の中身。京都の小さな町に住む筆者(理子さん)の日常が描かれています。
ようは田舎ですね。私の郷里の風景を思い出します。

解答【1】
語句(おもに動詞)活用というルーティンからいきなりの語順整序。
面食らった生徒もいたかもですが、『うん?別に?』って感じですね(笑)。

まずは(あらゆる科目同様に)条件を整理していきましょう。
私はセット(イディオムや自然な繋がり)を見出しつつもまずはV(述語動詞)を探します。
V候補が①helpと②likeですね。幸いにも両者とも他動詞。すぐ後にO(目的語、句・節含む)が来ます。
その候補となりうる名詞を拾っていきますと、
①help、②them、③to help、④to like、⑤their help。

次に文末のworkに注目。セットになりうるのは①their workと②to work。

そして可能性をあらっていきます。
①Ⅰ help them …
②Ⅰ like them …
③Ⅰ like to help them …

余談ですが、仕事を手伝う、宿題を手伝う、と日本語で言いますが、
英語感覚で言うと、仕事をしている人を手伝う、宿題をしている人を手伝う、としなければ意味が通じません。
この感覚も知っておきたいですね。

もちろんこれはあくまで論理的に解決させているだけで、
この程度ならフットワークでチャチャっとやりたいところです。


▼第2パラグラフ
私の町は自然が豊かでそれが有名だと。たくさんの人が訪れる。
ある日の夕食時、母親より来週カナダから客人が来ることを告げられる。
英語で案内せえよ、と。

解答【2】
指事代名詞。やってみたら?という母親の問いかけに対して、
『それは難しい』と答えています。
何が難しいのか。
これの誤答率は相当低いのではないでしょうか。

▼第3パラグラフ
その翌日、学校の英語の先生に相談する。先生の助力を得る。

解答【3】
前後の文章を読み解いていきますと。
①自分の町について言いたいことを英語で書いた
②先生はそれを読んだ。
この①と②を結ぶ内容ですので、チェックしてもらったが適当。ちなみに不定詞の重要表現。

▼第4パラグラフ~第5パラグラフ
次の週末、トム来訪。茶畑に行く。茶の摘み方を教える。緑茶の作り方を教える。

その後、田んぼに行く。
山間部における田んぼの重要性や有効性について話す。

解答【4】
Vのhasの後が①他動詞+目的語、②to doとなる助動詞、③+過去分詞の完了をとり、
設問の文章より現在完了の継続と分かります。『ずっと~』が論拠。
よって③となるのですが、さすがに入試問題。曲者な出題です。

日本語の述語を見ると一般動詞ではないことが分かりますが、これに気が付くかがポイント。
S+V+(my favorite place)とあるので、
Vを他動詞と見るよりも、自動詞として推測し、S+V+Cとみたいです。よってV=be動詞。
これを③に代入してアをクリアすると、イは『子どもの頃から』というキラーフレーズで終了ですね。

▼第6パラグラフ
母親を交えての昼食。
トムの来日理由と大学生活。学内のツアーに興味。

解答【5】
⑤は問題ありませんね。サーヴィス問題。質問の答え冒頭がbecauseなので勝負あり。
よってこの段階で選択肢は(イ)か(ウ)。これだけで気が楽になります。

⑥は、直前のⅠ asked him(彼に尋ねた) を手掛かりに
疑問文を作ることを確認(もちろん文末のクエスチョンマークも見過ごすべからず)。
ここに入るのは、①do(直接話法なので過去形はこの場合不適当)、②助動詞、ですね。
質問の応答に sure(もちろん) とあるので、深く考えずに依頼の文章とするのが自然。

▼第7パラグラフ
トムと話せて楽しかった。いろんな国の人と話すのは楽しい。

解答【6】
ここで活用の問題が来ましたね(笑)。
問題作成者のニタリとした表情が目に浮かびます
(意地悪な感想じゃなく、久々の変更なので意図ありと断定しています)。

⑦接続詞に導かれる節(従属節S´+V´)が過去時制。よって過去形に活用。

⑧名詞句を作っているのですが、ここは前置詞fromが決め手でしょうか。
このfromの後に、節(S´+V´)はきません。よってliveが準動詞とならざるを得ない訳です。

ま、こんなテキスト臭い説明よりも、
感覚として(いわゆる)分詞の形容詞的用法だ、と気が付きたいですね。
それもこれも練習量でしょうか。私はそうだと確信しています。

解答【7】
内容一致。
(ア)は、午後来訪というのがNG。17行目に午前中とあります。
(イ)は、理子の友達とありますが、母親の友達(あるいは母親の)言葉。6行目。
(ウ)は、いろんな国の自然について、がNG。この町の自然。14行目。
(エ)は、理子はトムに自分の町について英語で教えたのでうれしかった。

解答【8】
いまさら驚きませんが新機軸ですね。
来年(以降)もこのパタンでしょうね。

Aは、第2パラグラフの9行目から分かります。父親の発言です。
ちなみに関係代名詞の目的格which,thatの省略形、いわゆる接触節が多発の印象です。
学校の授業内容や程度を考えるとゾッとしますね。

Bは、昼食時にトムの言ったことですので、第6パラグラフをさっと確認すると分かります。

解答【9】
この辺りもファースト・リーディングでどこまで押さえられているかですね。
長文は読まない、なんてご立派な方針を大事にしている生徒もいるでしょうが、
私には高校受験でそんな手法の生徒の今後が心配になります。
ようは文章が読めない、ということでしょ。読まない、じゃなくて、読めない、ではありませんか?

解答【10】
この手の問題はやはり残りましたね。
生徒たちの諦めが容易にイメージできます(悪い判断ではありません)。

he thought that S´+V´+C という流れです。
ようはS´の名詞句を形成すればいいと。何かが楽しかった。
前後を読んでみましょう。
その町で、彼は場所場所(   )が楽しいと思った(楽しかった)。
彼はそれを楽しんで、そこでたくさん学んだ。
私(亜美)も他の国に行きたい。彼みたいにいろいろ勉強したい。

まあ、奇を衒わずに考えるといろんな場所に『行くこと』でしょうか。
he enjoyed it と、Ⅰ also want to go が最終的な論拠となるでしょうか。


さあさあ大問2


昨年のパタンを踏襲していますね。
それまでが同傾向(地図、写真、のどちらか)で続いたので、
去年の過去問をやったかやらないかが大きな境目ですね。

とりもなおさずまずは着地点をきちんと定めておくこと。
クラス対抗スポーツ大会、バレーボールと大縄跳び。

バレーなら全勝しているクラスに注目するべきです。
大縄跳びももちろん最多のクラスはきちんと認識しておくこと。

本文より全勝は2組で(6行目=私のクラスより良かったのはひとクラスだけ)、
ケイトが3組で、次郎が1組だ(9行目=ふたつ勝てなかった)と分かります。

そして大縄跳びは、7行目以降から判断できます。
17行目には、次郎のクラスより多く跳んだクラスはひとクラスだけだと分かります。

解答【11】
①バレーボールと大縄跳びの戦果を話している訳ですので、どのhowが相応しいか分かります。

解答【12】
上記の通りです。

解答【13】
④より数字が入ることが分かります。上記の情報整理により、
ケイトのクラス(3組)より多く跳んだクラスはふたつあります。
⑤はケイトのクラスと次郎のクラス(2組)の跳んだ回数を比較しますと、2回の差があります。

比較の表現で、名詞の程度や様子、数を比べる表現は子どもたちも慣れていないでしょう。
⑤ではなく、④で早々に勝負を決めたいですね。

解答【14】
さあ、最後。
内容一致。私もキーボードを打つ手が先に先にと奮い立たせます(笑)。

(ア)は、every winter がNGですね。4行目の最後に春とあります。
(ウ)は、sad がNG。19行目に誘い文句がありますが、続く20行目にhappyとあります。
(エ)は、beforeがNG。スポーツ大会前に打ち解けたとありますが、大会後に中が深まったとあります。






(昨年のテキストを)
と、これで28点。
リスニングが12点。
ボーダーといわれる数字が6割の24点。


平均すると
リスニングは5割程度。
よって長文で最低18点はほしいところ。
大事なことは取れるところで取る力。
アクロバティックな問題?で取ろうなんて甘い甘い。


受験で大事なのは高得点ではなく合格点。
うっかりや(特に図表などの)見落としは文字通り命取りです。
入試は自身との戦いとよく言われますが、
…まさしくそうですね。


今年はひとつの文章題に新傾向が提示されましたが、
な~に読めば解けるものばかり。
未出の単語が少なかっただけに(ほぼゼロ)、その点では例年より容易な印象も。


さてさて、
自己採点の結果をチラホラ報告受けています。
まだまだ気を許せない部分はあります。


とまれ私の即日入試精解はひとまず終了。
指導の合間に解いたりしたので、後日訂正が入ると思いますが、
私の指導法の一端をご覧いただければ幸いです。
ブログ表記上の制限が多くて痛し痒しなのですが、
この恒例行事をいつまで続けるか悩むこの頃です
(解くのはほぼ趣味でやりますが笑、打ち込み作業に徒労を感じています)。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導塾 育星舎『個別α北野・衣笠』池田真一 is101309.gif

2/272/282/292/302/313/13/2

日曜
開講
通常
授業
通常
授業
通常
授業
通常
授業

通常
授業
3/33/4353/63/73/83/9

日曜
開講
通常
授業
通常
授業
公立
一般
通常
授業
調整
休講
調整
休講
3/103/113/123/133/143/153/16


通常
授業

通常
授業

 

春期
講習
申込〆
3/173/183/193/203/213/223/23


合格
発表
春期
講習
開始

高校
説明会
春期
講習
春期
講習
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3/243/253/263/273/283/293/30

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