Entries

英語はモノマネに限る!?



20歳前後の頃は、
その渡航歴により英語が第2言語として1人分きちんと機能していたけれども、
スポーツと同じく、
あるいは子どもたちの勉強と同じく、
ブランクが引き裂いた断絶の溝の深さは空恐ろしく、
その錆を取り除くには相当のチャレンジが必要かと思うこの頃です
(英会話プログラムに通おうと真剣に考えています笑)。


いきなり私事で恐縮する次第ですが、
過日のんびりとした朝を過ごしていた折、
そういった貴重なタイミングの時は往々にしてやっている、
読書をしながらピーター・バラカン氏のラジオプログラムに耳を傾けていますと、
氏の流暢な(流暢すぎる笑)日本語の獲得の歴史をほんの少し披瀝されていました。


いわく、
『モノマネ』と『間違いを指摘してくれる環境』とが今の日本語スキルを支えてくれたとのこと。
これを聞きながら、私がまだ(狭義における)学習者だった頃の(言わば)メンタリティを
あるいは環境なりムードを何となく思い出しました。


最近子どもたちに訊いた質問があります。
―― 『洋楽や洋画って聴いたり観たりする?』。
まさかするぅ~?、ってなトーンですね(苦笑)


もちろんワンダイレクションやちょっと前ならレディーガガ、
その他いくつかの固有名詞は聞かれます。
今春大ヒットした『アナと雪の女王』もありますし、
毎週のように全米ヒットの作品がコマーシャルされています。


しかし、
洋楽や洋画に対して純粋に憧れた眼差しを
彼らが世代として、
大げさに言うのならば世代の志向として有しているかというと、
どうやらそんなことは全くもってないという感触を私は得ています。


こんな分析めいた物言いは言い古されたものでしょうから言葉を重ねる愚行は控えますが、
2000年代になって、
例えば「洋楽カッコいい~」とバカみたいに憧れる若い世代は消滅したように感じます。


その遠因として90年代前後のカウンター/ミクスチャー志向があり、
現在その世代がライフスタイルのアイディアに関わる中心的世代(≒親世代)になっていることも
決して小さくないと思います。


煌びやかな80年代前半のカウンターとして登場した
ポストパンク、オルタナティヴ音楽、インディー系(名称は何であれ)などなど。
日本でたとえるなら
懐かしの『渋谷系』もそういった価値観をひっくり返した(否、ごちゃ混ぜにした)ムーブメントだったことでしょう。


それ以降、
単純に『洋楽がいちばん!洋画がいちばん!』なんて志向/思考は
良い意味でも悪い意味でもなくなったように今では感じます
(そもそも『洋楽』というタームがもはや死語ですね笑)。


蛇足が長くなりすぎていますが(いっつもこのパターン笑)、
言い換えればドメスティックなプロダクツに対する信頼度の表れとも言えるでしょうが(言えない!?)、
この『カッコいい~…/ステキぃ~…』とため息交じりに見つめる先に、
この国の若者たちにとって英語に関わるものが極端に少なくなってしまいました。


言うまでもなく、良い悪いのお話では決してなく、
単なるひとつの傾向として。
そのくせ『グローバル社会だから英語だぞ!』
『英語が喋れなければグローバル社会では生き残っていけんぞ!』式の号令が
巷間を連日のように賑わせています。


これは事実でしょうし、英語がその言語システムからも世界の情勢からも
コミュニケーション・ツールとして最適なのは誰も否定できないと思います。
ただ、感触として、
単純に何だか気持ちが悪い。


英語圏文化が憧れる価値を提供していない、なんて大それたことを言うつもりはありませんが
(あるいはそもそも憧れるというマインドすら希薄になった!?)、
少なくとも洋楽(外国歌曲)の歌詞カードとにらめっこしながら
『それ風の』英語で歌っているような光景はあまり見かけないものとなったのではないでしょうか。


閑話休題(苦笑)。
主題が何だったけなぁ~と着地点を探っていますが…(汗)。
外国語学習における『モノマネ』の
かつてはきっと多く存在したこの風景の消滅を考えています。


私にある多少なりともの英語学力なんてほとんどがモノマネ産。
ロックスター(こんなものも消滅した!?)の歌をモノマネしながら
その発音や意味なりを自然と学んでいったスタイルは前時代的なのでしょう。
考察を深めるとそのことを本当に痛感します。


その代わりにより小さくなった世界ではよりリアルなコミュニケーションが成立し、
そういった機会が子どもたちを世界に押し出していることは想像できます。
そしてネイティヴ至上主義な英語が駆逐され、
よりアクチュアルな英語活用が実現することで、
子どもたちは積極的に英語を学んでいくのだろうなとは考えます。


と、冒頭の著名DJ氏の言葉よりクヨクヨと考察すること数分間。
果たして当初の私の野望(英語学習のテキスト)は全くもってかなわなかったのですが(涙)、
時代の移ろいを考えさせられることだけは達成できた感じがします(何のこっちゃいな)。


いつにも増しての駄文長広舌、申し訳ありません。
英語トピックス(の多さ)はやはり社会の鏡かと再確認しました。
私なりにチャレンジを進めていきたいと思います。


よろしければまたお付き合いいただければ幸いです。
それでは次回まで。
text by:京都市北野白梅町の集団&個別のハイブリッド型学習塾
育星舎『伸学アルファ』池田真一  is101309.gif
関連記事
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://ikuseishajishukan.blog72.fc2.com/tb.php/1387-d5a846f6

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

ふしみ育星舎HP

http://www.ikuseisha.co.jp/asset/00124/Fushimi-TBB/HP/banners/fushimiTBB-banner14.png
伏見/丹波橋/桃山/塾

教室カレンダー2016


※随時更新しています

ふしみ育星舎onTwitter

伏見/丹波橋/桃山/塾

Facebookページ



更新カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
※青字が更新日です
伏見/丹波橋/桃山/塾

直近30稿のブログです


ご訪問ありがとうございます

月別アーカイブ

06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07 

お問い合わせはコチラ

お問い合わせはコチラ 育星舎お問い合わせ ふしみ育星舎HPへ ふしみ育星舎HPへ
連絡先はコチラです 連絡先はコチラです

伏見/丹波橋/桃山/塾

育星舎基本情報

私塾教育 育星舎グループ本部

〒603-8332
京都市北区大将軍川端町97
創造館2F
TEL 075-463-4050
FAX 075-463-4455
info@ikuseisha.co.jp

【京都南学舎 伏見育星舎】
〒612-0073
京都市伏見区桃山筒井伊賀西町43-1
TEL 075-621-4466
FAX 075-621-4465
ikeda@ikuseisha.co.jp

伏見/丹波橋/桃山/塾