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英語文型指導の功罪



本日16日(火)と明日17(水)は調整休講日となります。
ロングランとなった公私中高のテスト期間もようやく終わり、
メリハリをつけるためのチェンジオブペースだと認識してください。


ダラダラと塾依存を深めていくのではなく、
進学後もきちんと自律した学習姿勢をつけていくための、言わば必要な休息。
高校進学した多くのご家族より
「勉強の姿勢が身に付きました」、「自分からやるようになりました」という声を頂戴しています。


高校受験後に息切れするのではなく、大事なのは進学後の3年間(そしてその先)。
適切な努力には適切な休息が不可欠です。
時間配分のテクニックを伝えることも大事だと認識していますので、
長時間労働=相応の結果=上位価値なる構図を容易に子どもたちに強いることは避けています。


その評価として、
(今年は私立進学者が8割を超えたため少ないですが)高校進学後も通塾いただける自負を感じています。
続けられる努力、適切な努力、そしてその検証、という流れの重要性を年を追うごとに痛切に感じています。
「あれだけやった」という貴重な感慨が、「あれだけはもうやりたくない」に転換してしまわないよう、
その点の価値の置き方も私は重要かと考えています。


また、過日のツイッターでも(勝手に)つぶやいたように、
>教育ジャーナリスト某氏曰く
>受験を通して子どもたちに時間の有限性を伝えるチャンスだと。
>長時間労働を前提にした社会の価値なり成果の(かつて存在したプライオリティ)を塾が助長し、
>能力ではなく時間を切り売りする思考を育てる弊害が横たわる、
>そんな社会構造を子どもたちが受け継ぐ危惧。


そんなこんなの調整休講。あわせて私ども講師陣も充電の休暇です。
特に若い講師陣には
塾以外の社会を目の当たりにする、労働以外の社会活動の重要性に目を向ける、など、
塾や勉強以外でも子どもたちに何かしらの価値を提供できるよう、
しかるべき休息をとるよう心がけています。


私の在り方が
学生含む若い講師陣にとって『ああなりたくない』典型にならないよう、
そういった在り方を示すのも塾長としての役割かと認識していますし、
それが子どもたちにも透けて見えているとも自覚しています。
まあ、甘いと言われればそれまでですね。抗いません(苦笑)。


閑話休題。
いつもならできないことを実践する休暇、
そのひとつが日頃の授業の、あるいは私の在り方の振り返りです。
最近の授業で子どもたちが呟いた内容を反芻する時間と、その検証。
ひとつ例を思い出しますと、
英語指導における(いわゆる)『5文型』の学習法を再考しています。


いわゆる5文型指導、
SVCやらSVOやらその類のことです。
どうも塾で英語を教える人間は、あれに最終的な安息の地を見出しがちです。


私自身、4、5年ほど前までは『しっかりとした文型指導』なんて謳っていました。
いわく『よそでは教えない文型学習』やら『本当の英語学習法』なんちゃら。
まあ、嘘ではありませんし、より効果的な学習だと今でも理解しています。


ただし、これに埋没してしまいますと、
ただの『教えたい欲求』『教えたい自慢』等のいわゆる自己満足に陥ってしまいます。
自慢ではありませんがこれを『効果的に』教えるスキルを有していると自負しています
(より専門的な、となると正直自信はありません。というか資格はないと思います)。
が、これありきで語る教授法がリアルかと言うと決してそうではないと今では考えます。


ましてや学力(あるいは使用言語や語彙量)によりマッチしないであろう
そんなケースにも文型文型と多投する英語指導には疑問を感じずにはおれません。
『これを覚えたらきっと英語が分かるようになるぞ』式の何とも怪しげな売り文句。
はっきり言ってそれらを十全に覚えられたら、あるいは納得できたら、
一般的な学校内容のグラマティカル一辺倒の英語なんてそれなしでもきっと理解できます。


もちろん一切を否定している訳ではありません。
かくいう私も文法指導の際の軸の一つとして取り扱っています。
ただしそれに殉ずるつもりはありませんし、同様に子どもたちに強要もしません。
あくまで単なるひとつの便利なアイテム、それ以上でもそれ以下でもありません。


なぜこんなことを強調するような(愚かしい)テキストを書いているかと言いますと、
最近転塾してきた生徒(中2)がやはりこの英語指導を受けたことによってスポイルされていたからです。
個人的には
こんなものは他動詞とその後の名詞(目的語)を理解できればその役目のある部分が終了~!
と、これぐらいフランクにやった方がよろしいかと考えています。


それをネチネチとやれSVOだSVCだと、こねくり回されて。
ちなみにCの説明をS=Cで済ませるだけの講師を私は信用しません
(もちろんこれで事足りる言語を有する生徒は別です、言うまでもなく)。
そんなこんなで恨み節ではありませんが(苦笑)、
私自身いわゆる5文型を多用した英語指導の在り方を再考している近年です。


と、こんな感じの休暇初日午前。
ちょっと過激な物言いも一部ありそうですが(汗)、
ティーブレイクしながらパチパチとキーボードをたたいています。


それでは18日(木)より授業再開です。
面談も年内途切れることなく実施させていただきます。
成績もご持参ください(中学生と一部高校生。小学生はありません)。
さてと、今日は溜まりに溜まっている書籍の乱読積読精読日和(苦笑)。


それでは次回まで。
text by:京都市北野白梅町の集団&個別のハイブリッド型学習塾
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