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『ふくいサイエンス賞』なるイヴェント考

新谷君(武生第一中)と寺尾君(藤島高)に最優秀賞 ふくいサイエンス賞


                                 ***

 『一昨年にノーベル物理学賞を受賞した福井市出身の物理学者、南部陽一郎さんの功績を記念し、県内の中学・高校生の優れた科学研究を表彰する「ふくいサイエンス賞」の第1回授賞式が24日、福井市のアオッサであった。

 授賞式は世界の最先端科学を学ぶ「ふくいスーパーサイエンスフォーラム」の一環。学校長推薦11件のうち7件が入賞し、最優秀賞には武生第一中1年の新谷智之君(13)=越前市=と藤島高3年の寺尾拓君(18)=福井市=が輝いた。

                   ふくいサイエンス賞

 5年間にわたりアリの生態を研究した新谷君は「将来は南部さんのような科学者か医者になりたい」と笑顔を見せ、全国レベルの物理コンテストで優秀な成績を修めた寺尾君は「大学でコンピューターの研究をしたい」と話した。

 入賞者には南部さん直筆サインを刻印したメダルが贈られ、夏休みには茨城県つくば市の研究施設で研修を受けることができる。

 フォーラムでは、1987年にノーベル賞医学・生理学賞を受賞した利根川進・理化学研究所脳科学総合研究センター長が講演。「私の歩んだ道」と題し、海外を転々とした研究者としての人生を振り返った。

 利根川さんは会場を埋めた440人の高校生を前に「僕も高校生のときには進むべき道は分からなかった。面白い先生や先輩に出会って話を聞き、自分の道を一生懸命に考えてほしい」と呼び掛けた。』
※中日新聞『CHUNICHI WEB』1/25付より転載しています。文字装飾は育星舎自修館による。URLはhttp://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100125/CK2010012502000009.html

                                 ***

記事の中に
『5年間にわたりアリの生態を研究した~』
とあります。


高ずる(高じる)、
という表現もありますが、


いやはや
頭の下がる思いです。


両君が
研究者然とした佇まいを
すでに有していることに
(ファニーな感情で)苦笑してしまいますが、


感動的なトピックです。


さて、
若年にて
ある方向にしかと目を見定めている、
そんな生徒に会うと
いつも驚嘆の思いで息苦しくなります(良い意味で)。


自らの覚束ない経験を鑑み、
その足取りの確かさに体の底から(嫌味嫉みの卑小なものでは決してなく)恐れ入ってしまいます。


いろいろなご意見があってしかるべきです。
単に驚く方もいらっしゃるでしょうし、
何だかしんどいなぁ、と(勝手に)案じる方もいらっしゃるでしょうし、
そうあるべきだ!ときっぱり断じる方もいらっしゃるでしょう。


ただ、
私が触れてきた
上に挙げたような前向きな生徒たちの特徴は、
(自信満々で他を寄せつけないという向きもありましたが)
その多くが同年代の大多数の生徒同様に『迷っています』。


利根川進さんも
『僕も高校生のときには進むべき道は分からなかった』と仰ったように、
その迷いが幅を生み、
思いやる心を育て、
頑強で柔軟な強さを導いてくると思います。
※安っぽい一般論でしょうが…。


私もこの一年の目標として、
ご縁があって担当させていただいた生徒のみんなには
学習を通して(ここがミソ!)
『サムシング・スペシャル(何か特別なもの)』を
ひとつでもお届けできればと思います。


押しつけがましいかもしれませんが、
教育に携わる人間が
青臭くなかったり暑苦しくなかったら、
それはそれで不毛ではないでしょうか。


いつも以上に分裂気味の着地点なきテキストになっていますが
(認識しているだけまだ救いがある!?)、
『ふくいサイエンス賞』なるイヴェントの存在を知り、
私が関わっている生徒の
同年代の両君が大いに評価され、
同様に向上に努めている様子を捉えるトピックに


教育に対する
この一年の気持ちを
新たにした次第です。


(文科系ではなく)文化系・理系の
中高生が肩身の狭い思いをする
なんて時代はとうの昔のお話ですね。
…私はどちらかというと肩身が狭かった…。


それでは次回まで。
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