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はじめまして!

新しいブログタイトル、
戦後アメリカを代表する名著
『ライ麦畑でつかまえて』(の原題)を
もじったものですが、


英語表記にするか、
カタカナ表記にするかで
悩んでいます。


英語は親しみやすさにちょっとばかり欠けそうですが、
カタカナだとインジのジがものすごく気になります。


皆さんはどう思われますか?
(どうでもいいんですけどね!)


①Catcher in the α

②Catcher in the alpha

③The Catcher In The α

④CATCHER IN THE α

⑤キャッチャー イン ジ アルファ

⑥キャッチャー イン ジ α

⑦キャッチャー In The α

⑧きゃっちゃー いん じ あるふぁ


個人的には③なのですが、
⑦もありかな、と。


ともあれ
キャッチャー。


ピッチャーがぴゃっと放り投げた速球を
ドスンと受け止める彼ではなく、


より具体的な和訳は、
(こぼれ落ちそうな人・ものを)捕まえてあげる人。


日本語訳に相当苦労するのは容易に分かりますね。
先日も
ある大学の二次試験の英訳を訊かれ、
「He would be a poor judge of housese (who did not know the requirements for which they were built.)」※カッコは筆者。記憶により筆記していますので文章の誤字脱字等あればご了承ください。
のSVCの訳にものすごく苦労しました。


もちろん意味は分かるのですが、
解説によると
「(建物が何のために建てられるのか分かっていない)人は家の良し悪しの判断に窮する」※記憶によるため一字一句が正確ではないと思います。
的な訳でした。
文意が分かっているだけに
自分の語彙量の少なさを思い知らされたところですが。


こんな感じで
このキャッチャーも、
そこに含まれている意味を
きちんと汲み取る必要があるのですが、


(我らが)野崎孝訳出による「~でつかまえて」。
このイメージが大きすぎて?、
現代アメリカ文学のオーソリティーである(本人は否定するでしょうが)
村上春樹さんは
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」としました(これはこれで喝采ものですが)。


で、件のキャッチャー。
(愛すべき)ホールデン・コールフィールドの文中の独白より出てきます。
『僕は、
広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが、
気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに
捕まえてあげるような、そんな人間になりたい…』


もう少し文脈を書きますと、
『だだっぴろいライ麦畑みたいなところで、
小さな子どもたちがいっぱい集まって何かのゲームをしているところを、
僕はいつも思い浮かべちまうんだ。
何千人もの子どもたちがいるんだけど、ほかには誰もいない。
つまりちゃんとした大人みたいなのは一人もいないんだよ。僕のほかにはね。
それで僕はそのへんのクレイジーな崖っぷちに立っているわけさ。
で、僕がそこで何をするかっていうとさ、
誰かその崖から落ちそうになる子どもがいると、かたっぱしからつかまえるんだよ。
つまりさ、よく前を見ないで崖の方へ走っていく子どもなんかがいたら、
どっからともなく現れて、その子をさっとキャッチするんだ。
そういうのを朝から晩までずっとやっている。
ライ麦畑のキャッチャー、僕はただそういうものになりたいんだ。』


アックリーとかストラドレイターとか、
そんな類の名前にニヤリとしてしまうくらい
この物語を愛好しているクチですが、


そんなキャッチャーと
学習塾のキャッチャーとは
少々トーンやテクスチャーに違いがありますが、


<前をよく見ないで走っていく子どもをささっとキャッチする>
というところは重なるでしょうか。


それは
落ちこぼれそうになるのであれ、
(俗に言う)噴きこぼれそうになるのであれ。


そんな意味を込めた(込めていただいた)
ブログタイトル。
自慢の一品になりそうです。


『キャッチャー in the α(個別アルファ北野ブログ)』
という
表記で行こうと思います。


名前を授けてくださった
ベイカー・ストリート・イレギュラーズの
キッド・ダイナマイトさん、


あなたの
前を見る姿勢に負けないくらい、
この教室、ブログも
前進していきます。


諦めずに読んでやってください。


なお、ブログのアドレスは
当面従来通りのままで行きます。
変更あればその旨をきちんとお知らせしますので、
重ねてよろしくお願いします。


それでは次回まで。
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[C74] もう1度だけライ麦畑

たぶん野崎さんは「Catch me~」のつもりだと思います。
そう聞いた気がします。

わたしは、しばしばアメリカ文学に「夏の午後のけだるさ」を感じます。
まったくもって観念的なものですが。
「Catch me~」は、まさにそれなんです。
「I(もしくはYou) catch~」なら、そのあとの「心地よい風の気配」が見えてホッとするのですが・・・。

て、訳わかんないですね。

サリンジャーの訃報を聞いて、子供に「ライ麦畑」の話をしたところから始まりました。

世代を越えて読み継がれるなんて、すごいことです。


そうそう言い忘れましたが、キッドは表記に関して③がいいのでは?と言っていましたが、キャッチャーがカタカナになった意図はよくわかります。

  • 2010-02-17 14:15
  • マダム・タッソー
  • URL
  • 編集

[C73] 御三家礼賛…

マダム・タッソーさん

いつもコメントありがとうございます。
冴えたタイトルが付いて、ホクホクの毎日です。

さて、ライ麦談義。

詳しいことは知らないので的外れなことを書くかもしれませんが、
この「~でつかまえて」。
私はず~っと(というか今もって)「I catch ~ 」というタッチで捉えていましたが、
「Catch me ~ 」というニュアンスの方が優勢なんですね。

『ライ麦畑でつかまえて(下さい)』であるなら、
それはそれでホールデンの心象をキャッチしたまさしく名訳となるのでしょうが、

『ライ麦畑でつかまえ(るということ)』という私の勝手な受け取りだと、
また変わってきますね。…ウ~ム。

ネットで調べたら何某かは獲得できるのでしょうが、
どうも気が進まないので今に至る、という感じです。

さてさて、御三家。
猛毒キノコ御三家(ドクツルタケ、タマゴテングタケ、シロタマゴテングタケ)というのもありますが…、
学習量だけでは決して到達できないところです。
ただし、もちろんそれが即人間性保証とはいきませんが、
志(or気持ち)の大きさ強さは感じずにはおれません。

この志なり気持ちなり、
それが人間性(とやら)を形づくる
大きな大きな単位になるのだと思いますが…。
いかがでしょうか。単位?うん?
  • 2010-02-16 23:05
  • 育星舎個別アルファ北野
  • URL
  • 編集

[C72]

キッドの(だからわたしはマイク・タイソンではありません)タイトルを採用していただきありがとうございます。

本人は「えっ、マジ!?恥ずかし~」とのこと。


村上訳ですね?

わたしはアメリカ文学を専攻していたため、ライ麦畑は原書で読まされました。

なのでやはり「~でつかまえて」がよくわかりませんでした。

正直野崎訳は読んでないので・・・。
あまり語れませんが。


前から、アルファさんの文章は翻訳調だと感じていたのですが、あながち的外れでもない・・・?

ニュアンスを、完璧に伝えられない訳をさせるのはどうかと思いますが、まあそれがテストですね。

適性の話題ですが、
御三家やら七奉行やら(これは違うか)なんでそんなに煽るのでしょうか?
アノ塾やらソノ塾やらの合格者数を足したら定員超えてた、なんてよくある話です。

その御三家(これ本当に気持ち悪い)に子供を通わせるお母様達とお話をしますと、
中学の3年間、週3日塾で勉強しました、とか
1年間死ぬ程頑張りました、とか
最後の3カ月は8時間やりました、とかいろいろですが、何もしなかったという人はあまりいません。

でも、結構聞くのは、内申が悪かったので(内申を見ない)今の高校を受けた、と言う話です。

おそらくこれが「オール5でも落ちる」と言う伝説?の所以でしょう。

何か大人はいろいろ言うけど、同じ高校生であり、同じ受験生である。
60年以上前もかな?
  • 2010-02-16 11:39
  • マダム・タッソー
  • URL
  • 編集

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