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電子黒板!

最近の学校授業内容をうかがうと、
板書なしのプリント学習が幅を利かせて?いるようですね。


先生がプリントを配布して、
その空欄なり必要箇所に文言を記入していく。
そしてノートに貼る
(そしてノート提出…)。


研究・検証の賜物なのでしょうが…。


「電子黒板」で変わる授業 配備台数、1年前の倍以上に


                                 ***

 『学校の授業が様変わりしつつある。そのツールは「電子黒板」。パソコンの画像や動画を大きく映し出す、電子ペンでそこに書き込める、画面は保存できていつでも取り出せる……というものだ。子どもの関心や理解を高めるというふれこみで、全国の配備数は今年度、前年の倍以上の3万6千台に増える見込み。大手メーカーも有望分野とみて力を入れる。

                     電子黒板

■教諭「食いつきが良い」

 小学6年生の社会の授業。大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵)の航空写真をパソコンで探し、自分たちの学校の航空写真とともに電子黒板に表示する。電子ペンで赤く囲んで比べると、子どもたちは陵墓の大きさを実感して「すごい」と声を上げた。そこにすかさず「どうしてこんな大きなものが造れたんだろうね」と問いかける。

 東京都杉並区立桃井第二小学校の中島武史教諭の授業は、こんな風に進む。3年生の学級の理科の授業では、例えば屋上に置いた棒の影が時間と共に動く様子を1時間おきにデジタルカメラで撮影し、コマ送りで連続して見せる。中島教諭は「子どもが見てすぐ分かり、食いつきも良い」と言う。

 電子黒板には、プラズマテレビとの一体型や専用のボードに投影機から映す型などがあり、今の販売価格は30万~40万円程度が標準だ。これまでの黒板に投影用のボードを張り付ける簡易型も十数万円程度で販売されている。

 社団法人・日本教育工学振興会によると、最も進んでいるイギリスでは全教室に設置され、アメリカや韓国、シンガポールなどでも普及が進んでいるという。

 日本では、昨年3月時点で導入していた学校は約1万校で全体の約25%、数は約1万6千台。それが、その後さらに景気対策として大型補正予算で約98億円がつき、小中学校で新たに約2万台が配備されることになった。

 文科省は当初「5年かけて全教室に整備」と目標を掲げ、2010年度の予算で122億円を要求。政権交代後にマニフェスト優先の予算が組まれた結果、全額が削られることになったが、電子黒板の導入をはじめとする学校ICT(情報通信技術)については民主党にも「積極的に取り組むべきだ」という意見が少なくない。業界には「普及の流れは止まらない」という期待感が強い。

「触れたことない」

 国内最大手の日立ソフトは昨年10月末、現場の教員向けに専用サイトを設け、電子黒板の使い方のコツや活用事例、デジタル教材の提供などを続けている。

 世界シェア1位のスマートテクノロジーズ社(カナダ)の製品を販売するサカワ社(本社・愛媛県東温市)は、サンプル機器が積みやすいようにワンボックスカーを改造し、2台で各地の教育委員会を説明に回る。「注文は前年から倍増した」という。

 ただし、学校現場には「触れたこともない」という教諭が多く、盛り上がりの波は限定的だ。大分県の中堅の小学校教員は「去年、管理職の発案で1台入れたが、今はほこりをかぶっている。使い方がよく分からず、忙しくてさわる時間もない」。東京都の中学校長も「今はなくても困らない。その予算があったら教員の数を早く増やして欲しい」と話す。

■英国「ないと困る」

 文科省所管の社団法人・日本教材備品協会は06年から2年間、備品などの取り扱いについて学校現場を調査した。その際、電子黒板についての意識を小中学校662校に尋ねたところ、「必要」という回答は54%にとどまった。ただし、実際に電子黒板がある48校に限ると、46校までが「必要」と答えたという。

 教育関連企業などでつくる日本教育工学振興会の森田和夫常務理事は「最新の電子黒板は扱いが簡単で、視察した英国やシンガポールなどでは『ないと困る』という教員が多かった」と話す。「教材などをそのまま映せる実物投影機やパソコン、電子教材などと組み合わせると、授業で子どもの興味や理解を一層高められる。日本も教員が便利さを知れば普及が進むだろう」と期待を込める。
※朝日新聞『asahi.com』1/25付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野教室による。URLはhttp://www.asahi.com/edu/tokuho/TKY201001250188.html

                                ***

私が担当している
小学生の社会(集団指導)において、
ホワイトボードによる板書指導を軸に置きながらも
目に見える資料としてパソコンを多用しています。


一例を紹介差し上げますと、


諫早湾や八郎潟の干拓事業を学んだ際には、
グーグルアースを使って実際の(=航空写真の)地形を見ました。
埋め立て感(?)が手に取るように分かりますね。


抑制栽培の代表選手である電照菊も、
豊富な画像を紹介することで
ホ~~ヘ~~となります。


地理においてはドンピシャに効果がありますが、
歴史も侮るなかれに使い道があります。
例えば、


天下分け目の関が原の戦いを
これまたグーグルアースで検索。
いろんな意味合いで分け目だったことを確認。


明治維新前後の(どうやら)ややこしい箇所も
日本が経験した戦争に関しても、
潤沢な資料を使って学ぶこともできれば
再度登場のグーグルアースにて世界大戦の地理的関係を
示すことも容易です。


教科書や資料集・参考書にも詳しくあるじゃないか!
というご感想は
(ご安心ください)私も同感です。


ただ
情報量やライヴ感覚(≒ゲーム感覚?)においては
…圧敗です。
そして現代は…言わずもがな。


別段最新の情報を知る必要もありませんし、
視覚的に優位なことが即ち学力アップとは言い切れません。


しかし、
多角的・立体的に物事と対峙することが
(以前より!)切実になった現在においては、
そのアドヴァンテージはご承知の通りです。


※ひところ形容した『1億総○○』なる表現にあるように
1億総切実なり
1億総多角的なり
1億総立体的なり、も
結局は底上げどころか
上位層の消滅という指摘もありますが。


ま、
(毎度のごとく)これも使いようですね。
勉強に
アミューズメントを過剰に要求することが
有益かどうかの議論も必要でしょうし、
あるいは過剰に便利なものが
こと勉強において有益かどうかの検証も確立されていません。
※電子辞書の功罪はよく取り上げられるトピックですね。


ただ、
便利です。
ムチャクチャ便利です。
保護者である皆さんはどのようにお考えでしょうか。


それでは次回まで。
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[C87] 電子黒板が欲しい…

マダム・タッソーさん

いつもコメントありがとうございました。

私(!)が体調を崩したときに通っている医院も
電子黒板です。

ほ~~~へ~~~、ですね。

今回のトピックを取り上げた
他紙を見ますと、
黒板と電子黒板を併用している学校が
多くあるとのことですので、

両者のアドヴァンテージを
上手に掬い上げていらっしゃるのだろうなと合点しました。

とはいえ
学習塾にこそ相応しいアイテム
(というか私…)。

文章から映像を喚起する力の育成を
軽んじているのではという声もありますが、

現代、というタームを考えるとき、
その文言の脆さに口をつぐんでしまう私です。

保存・出力の容易さなんて
最高のひと言ですが…。
短絡が過ぎるでしょうか。
  • 2010-04-02 22:00
  • 育星舎個別アルファ北野
  • URL
  • 編集

[C86]

ウチの子がお世話になっている動物病院は、以前から電子黒板を使っています。

今やった血液検査の結果が映し出され、先生が所見を書いていきます。
専門的な資料も見せてもらい、最後に黒板の内容がプリントアウトされて渡してもらいます。

「おお~!」

初めて見た時は、感動してしまいました!

家に帰ってから、そのプリントをもとに動物の病気の本で詳しく調べたりします。

子供たちの学習もそうなのですが、パソコンで調べた後に資料集で確かめてみたり、電子辞書と紙の辞書を同時に使ったり、いろいろやってみることが大切で、また、それが出来る環境が有難いです。

学校に通う子供にとって、塾は「パラレル・ワールド」でもあるので(わたしの認識)、違う切り口を見せてもらえると嬉しいかも知れません。
  • 2010-03-31 11:46
  • マダム・タッソー
  • URL
  • 編集

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