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アンチ電子黒板!

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前時代的な?トピックを。


チョークで伝える「書く文化」 福岡教育大の板書講座


                                 ***

 『チョークで黒板に書く「板書」の技法を先生の卵に教える講座が、福岡教育大学(福岡県宗像市)にある。携帯電話やパソコンの普及で文字は「打つ」ものに変わりつつあるなか、書道の先生たちが始めた。「書く文化」の衰退を憂い、きれいな板書を通じて次の世代に伝えたいという願いが込められている。

■四方に黒板 専用教室

 教養科目「板書技法と書の文化」は、小学校の教室二つ分の広さの専用教室を使う。窓側にも移動式黒板を並べ、四方の壁に黒板を張り巡らせてある。

                        板書

 1月13日の講義。書道教育担当の服部一啓准教授(41)が横書きの課題文を書いた。

 〈火事を発見した〉

 黒板には定員40人分の番号がふられ、学生は自分の番号の前に立つ。テープを8センチ間隔で水平にはり、その間に書いていく。「8センチ」は教室の後方からも見やすい文字の大きさの目安だ。

 カッ、カッとチョークをふるう音。「とめ、はね、払いを意識してください」と声がかかる。書き終わると1メートルほど離れて見て注意点を確認した。画数が少ない漢字や平仮名は小さめにし、文字の大小のバランスをとる。中心をそろえているかも大事だ。「肩幅に足を開くと安定して書ける」といった助言もする。

 続いて縦書き。講座初期に書いた文章に再挑戦した。カメラで撮影しておいた前回と見比べて、「成長が見てとれますか」と問いかけた。学生たちは「チョークに慣れてスムーズに書けてる」「ゆがみが減ったかな」。

 講座は2007年度後期に開講した。前期・後期の年2回開かれ、書道担当の教員4人で分担して受け持つ。中心の小原俊樹教授(56)は「教師の書きぶりは子どもの書写力に大きな影響を与える。携帯電話やパソコンになじんだ今の学生は、書き方をあえて指導しないと身につかないと考えた」と話す。

 現場での必要性も高い。同大が08年に281人から回答を得た小中高校教員アンケートでは、授業時の説明は「黒板に板書が多い」が約5割に上った。一方で、自分の板書力が「少し不十分」「相当低い」と答えた割合も合わせて4分の1に達した。

 板書技能の専門講座は国内には例がなく、手探りで作り上げてきたという。教員養成課程で板書を教えている台湾に視察に行った。教科書も一から作成。文字文化の成立から説き起こし、応用編には国語・数学・社会の板書の展開例も盛り込んでいる。専用教室が生まれたのは、「各自に黒板を」という学生の声の反映だ。約100万円かけて整備し、昨年11月に落成した。

 小原教授は後期の最後の授業で、「もっとのびのびと」と注文した。「来期はもっと字を大きく書かせてみるか」。試行錯誤が続く。

ケータイ世代に人気

 板書講座は定員40人に対して3~4倍の希望者が出るほどの人気がある。

                        板書②

 初等教育教員養成課程4年の盛谷光太郎さん(22)は新年度、福岡市の小学校に赴任する。教育実習で板書の大切さを実感したという。「字がきれいと汚いのでは、伝える力が違う」。現場に出る前にと受講した。

 講座では「丁寧に書く」基本を教わった。チョークの持ち方や運びに慣れ、「意思通りに動くようになってきた」と手ごたえを語る。実際の授業では、子どもの発話を瞬時に書き取るのが大事。今後は経験を積みながら書く速度も身につけていくつもりだ。

 プロジェクターや電子黒板を使う授業もあるが、板書には違った良さがあると考えている。子どもたちは先生が目の前で書き出した文字をノートに書き写す過程で思考を整理できる。「先生の字は見やすいねと言われたい」

 同養成課程1年の村川祐子さん(19)には、小学1年のときにあこがれた女性の先生がいた。チョークでさらさらと書く文字がきれいだった。「先生の字が好きです」と伝えたこともあったという。

 受験勉強が終わると文字を書く機会が減り、年賀状も電子メールで済ませた。板書講座は、志望する小学校教師に必要と思って受講した。「チョークで書く文字の味を思い出した」と話す。

プロの教師は見せることが大事

 板書能力向上に関する研究論文がある東京学芸大学の加藤祐司教授(書道科教育学)は「板書の魅力は、黒板で子どもたちと一つの学習課題を共有し、互いが向かい合って瞬間瞬間に真剣勝負で臨むことにある」と語る。教育実習に行く同大学生を対象に実施した04年のアンケートで、実習前後で板書に関する考えに変化があったかと尋ねたところ、3年生で77%、4年生で72%が「はい」と答えた。

 一方で、「子どもに見えるように板書をしたか」について「配慮した」と答えたのは3年生34%、4年生31%にとどまった。加藤教授は「筆順をはじめ、子どもたちは書き写す過程で多くを学ぶ。プロの教師は見せることが大事」と心構えを説く。

 福岡市立当仁小学校の教務主任、吉田祐子教諭(51)は「板書をみれば授業の良しあしがわかる」と話す。いい板書は構造的にまとまり、子どもたちを導いた思考の流れがみてとれる。「見やすく要点がわかる板書と書き連ねただけの板書では、授業を積み重ねたときの差は大きい」と話している。』
※朝日新聞『asahi.com』3/8付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野教室による。URLはhttp://www.asahi.com/edu/tokuho/TKY201003080152.html

                                 ***

私も板書の多い性質ですので
生徒には歓迎されない?部分もありますが、
ここのチカラは『見せ所』だと認識しています。


黒板(ホワイトボード)への板書であれ
個別指導の際の(生徒に用意してもらう講師用の)解説ノートであれ、
ドカン!!と書いています。


より具体的に言えば、
見開き1枚(都合2ページ)を
デカデカと使っているので、


中には
もったいないなぁ…と
思っている生徒もいることでしょう。


子どもたちの多くが書く
『行間なしの詰め詰めノート』は、
本来の目的である
思考の整理はおろか、
参考書としての機能すら全うできていないのが
多く見られる現状です。


ぜひ一度
お子さんの学習ノートをご覧になってください。
それが
補完するものなのか、
単なる書き写しただけのものなのか
(ノートの左上にギュッと固まって配置されている
文字群のノートは要改善)。


この2日間、
電子黒板とチョークの黒板との
トピックを取り上げ、
あわせて授業力についても言及しました。


いずれのツールに傾くのであれ、
過剰な方向に流されるはずはありません。
両者を巧みに使い分けながら、
いかに面白い授業にするかに心を砕く、
…これですね。


精進します。
それでは次回まで。
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