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国語塾!?  ~国語をどうやって教えるか

この表題自体が的外れな表現なのかもしれませんが、
改めて
『国語をどのように教えるか』。


はたまた
『国語をどのように勉強するか』。


我々、というか私の積年の悩みでもあり、
これに対して明確な言葉を準備している人には
しんみりと耳を傾けてしまいます。


「型」で伸ばす国語力


                                 ***

 『「今度はヘリコプターと飛行機の違いを考えよう」。4月上旬、横浜市のマンションの一室にある「ふくしま国語塾」。塾長の福嶋隆史さん(38)の言葉に、中3から高2までの4人が一斉に考え込んだ。「対比」の力を高める授業だ。

 「機体の大きさ」「乗れる人数」など、比較する観点を考えて表に整理。福嶋さんが「『ホバリング』は実際の動きを見ているから高レベル。Aマル!」と、その場で評価を下す。評価は客観性や独自性がポイントで、最低のCから最高の「トリプルA」まで9段階。「翼の有無」といった見た目より、「人命救助が可能か」など本質に迫るほど高評価になる。

 この日は「マンガと小説の違い」「写真と映像の違い」などの課題でも議論が白熱した。高2の男子生徒は「学校の国語の授業より、実践的な力がついた実感がある。もっとやりたくなる」と話した。

 小学校教諭だった福嶋さんが国語の専門塾を開いたのは2006年。「国語力とは、論理的な思考力のこと。子どもが武器として使いこなせる『型』が必要だ」と考えた。現在、小3から高2まで約70人を1人で教える。「対比」は、重要な「型」の一つだ。

 福嶋さんが考える国語力は三つの柱からなる。まず、要約したり、抽象的な言葉でまとめたりする「言い換える力」。次に、物事を対比させて「比べる力」。そして、結果や結論から原因や理由を「たどる力」

 曖昧になりがちな「国語力」を明快に整理した著書『「本当の国語力」が驚くほど伸びる本』(大和出版)は、2009年の初版から約7万部を売り、国語教育書のベストセラーに。問題集を教材に取り入れる私立小学校も出てきた。

 子どもたちを夢中にさせるカギは、条件を限定することにあるという。

 論理的な文の構造を身につけるため、「AつまりB」「AなぜならB」といった短作文に繰り返し取り組む。すると、自由度が低いことで逆に発想が広がる。「400字を自由に」では戸惑う子も、「共通点や相違点を書く」「30秒間の出来事だけを書く」と条件を絞ると、とたんに水を得た魚のようになる。

 「鬼ごっこのルールを変えるように、目標や方法、評価の方法を限定して変化をつければ、勉強もゲームに生まれ変わります」と福嶋さん。やる気の源として、遊び心が上手に使われている。』
※読売新聞『YOMIURI ONLINE』5/28付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20110528-OYT8T00190.htm

                                 ***

作文指導を多く担当してきた身として、
我が意を得たりと右膝をパチンと小気味良く叩きました。


よくあるように『400字/原稿用紙2枚等、自由に』という課題が
多くの子どもを苦しめている、あるいは国語(具体的にいえば読書)をさらに遠ざけているという事実に、
気が付いていない教育者の方もなかなかいらっしゃいます
(というのも、そういった宿題を抱えた子どもがそれはそれはたくさん来るので)。


記事内の三つの力には納得させられますね。
曰く、「言い換える力」「比べる力」「たどる力」。
そして『型』というものを重視されていることに、
個人的には自分のやり方の方向性(の確信)を逞しくさせてもらった次第です。


ちなみに『型』信奉者の私は、
有名な『なたもだ』作法を採用しています。
そこに私流のエキスをチロリと混ぜ込む寸法。


偶然ご覧いただいた教育に関わっていらっしゃる方はご存知でしょうから、
保護者の皆さまにチラリとご紹介差し上げますと、


作文に際しては
とにかくまずは中心的話題(ようは伝えたいこと)を明確にすべし、ですね。
『あれもこれも作文』といって私は生徒たちに皮肉を言っていますが、
書くことはせいぜい一つか二つ。
べらんめぇ口調で書くと(なぜに!?)
日記じゃねぇんだからよ、ったく。


そして
「な」…なぜなら
「た」…たとえば
「も」…もし
「だ」…だから


この作法で文章を書くと
文章がキュッと洗練されてきますし、
書いている本人にも納得感が芽生えます。


行き当たりばったり、場当たり的に書き散らしていますと、
(私のこのブログのように!?)
…しんどいですよね。
書く方も読む方も(…申し訳ありません)。


中心的話題云々は着地点です。
そのゴールに向かって文章を書くのですから、
注意力や集中力が全然違います。
「さあ、自由に!想像力の翼をはためかせて!!」式にやらかしますと、
結局のところ
もともと持っていた大きな翼は損なわれます。


国語をどのように教えるか、
国語をどのように勉強するか、


これらに対する解答や正解はいくつもあるでしょうね。
ともあれ
「本を読まない」や「作文が下手」でお悩みのお母さん、
ぜひご自分で上ふたつのアクションを起こしてみてください。
ようは実際にご自分で『継続的に』やってみるということです(生意気な物言いご容赦)。
時間がないのは百も承知です。でもそれはお子さんもご同様でしょう。


「私は本を読むのに…」というお声もよく聞きます。
「まだ読む気がしないんでしょ?」では乱暴でしょうか?


あるいはご自身が読書家であることのある種の感情(優越や独断や偏見エトセトラ)が、
お子さんにとっては高すぎる壁なのかもしれません。
言葉が過ぎたきらいがありますが、
本を楽しく読む、という共通のゴールがある訳ですから、
どうぞ共闘路線でよろしくお願いします(苦しい?)。


…コホン。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町の個別指導専門塾 育星舎『個別アルファ北野』 塾長 池田真一 is101309.gif
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