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センター試験も変わっていく

入試情報、
特に私の場合は高校入試のそれではありますが、
専門家の講演や出版社のレクチャーにはたびたび足を運んでいます。


それでもまだ足りないくらいです。
結局のところ
世の中の流れに沿うような形で


入試形態の細分化や
言うなればここを商機に拡大しつづける現状、
十全に追いかけるのは非常に困難なのが本音。


さらに
巷間に流布する入試情報による濫立も
この容易ならざる状況に拍車をかけています。
トゥーマッチ、といったところでしょうか。


しかし需要があります。
それにきちんと応えられる存在が少ないことも反省材料(我々然り学校然り)。
ネットで示されている
(特に高校受験の)偏差値なんて眉唾物も少なくありません。


各方面のパラダイムシフトが呟かれる今、
そりゃあ入試形態も時代の変化に沿うことは理解できます。
我々にもオプション思考が根づいたはずです。


と、頭では分かっていても、
…やはり当事者たちには首肯ならざるシチュエーションも多々ありまして(ねぇ?)。


閑話休題。
駿台予備学校の石原賢一氏という方が、
今月の14(土)・15(日)に実施されるセンター試験について語った文章を見つけました。


宣伝にもなりそうですが、
…正直ならないでしょうね(笑)。


大学入試:「新方式 難易度測りにくい」


                                 ***

 『2012年度大学入試センター試験が1月14、15日、全国で行われる。駿台予備学校情報センターの石原賢一センター長は「科目選択方式が変わり、難易度が測りにくい」と話す。石原センター長に試験の傾向や受験の注意点などを聞いた。

 ※今回のセンター試験は、地歴公民(地理歴史=世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B、公民=現代社会・倫理・政治経済・「倫理、政治経済」)と理科(理科総合A、理科総合B、物理1、化学1、生物1、地学1)の科目選択方式が変わり、従来以上に複雑に大学が選択方法、受験科目を指定するケースがある。地歴公民は(1)地理歴史から1科目(2)公民から1科目(3)地理歴史から2科目(4)公民から2科目(5)地理歴史から1科目、公民から1科目--の五つの選択方式がある。地理歴史のBがついた3科目と公民の「倫理、政治経済」(倫政)が4単位科目、地理歴史のAがついた科目と公民のそれ以外の3科目が2単位科目になる。理科は6科目から最大2科目を選ぶことになり、今までのように3科目選択はできない。

--難易度は。

 今回は、単純に平均点のアップダウンを語れない。理科と地歴公民で科目の選択方法が大きく変わるためだ。これまでは、理科、地歴公民ともに1科目必要な大学・学部を受験した場合には2科目以上受けたら高得点の1科目を採用する場合がほとんどだったので、5教科7科目の平均点を推定する際にもこのルールで計算していた。

 今回も、2科目受験者全員が第1解答科目で高得点できれば前年と同じだが、現実にはこれを下回るとみている。首都圏では、私立大専願者が2時間かけて1科目を解く(注:2科目目の解答用紙は2時間目に配られるが、問題を見ることはできる)選択をする可能性があり、地方では、選択する科目のパターンで会場が分かれるとされていたことから、遠方の会場を避けようとして、必要以上の科目を選択しているケースがあるためだ。いずれの場合も、各科目の平均点は本気で解答しなかった科目も含めて算出することになるのでダウンするわけだ。

 非常に測りにくい、難しい入試になると思う。駿台、ベネッセ共催の自己採点集計「データネット」では、従来通りの高得点方式での平均点と第1解答科目を採用した平均点との2通りを提供することにしている。国立大のほとんどと公立大の約半数は第1解答科目を採用するが、残りの公立大や私立大の多くは高得点方式だからだ。

--地歴公民に「倫理・政治経済(倫政)」という新しい試験科目ができた。

 受験生の科目選択率が変わり、平均点のみで試験結果を測りにくい。倫政を選択する受験生は、比較的難関大志望者に多く、平均点が引きあげられる可能性がある。一方で、これまで平均点が比較的高かった「倫理」(2単位科目)は、極端に下がると考えている。「倫理」は、医学部医学科の志望者が受ける割合が高かったが、今回は4単位科目の選択を課す大学が多いためだ。筑波、新潟、金沢大などの難関大でも2単位科目で受験できるが、秋田、富山、福井大などは4単位科目を指定しており、受験生にとっては4単位科目を受験しないとセンター試験後の志望校変更に制約がうまれてしまう。

--志望学部の傾向は。

 「理高文低」傾向が続いている。特に志望者が大きく減っているのは、文系の法、経済、経営、商学部。もともと募集人員の多い学部のため、影響が大きい。法学部は東大、一橋、京都、早稲田、慶応義塾大といった難関大が減っている。これまでなら、将来、法曹界や国家公務員、政界に進もうという層だ。一方、文系でも、人文、外国語、国際、生活科学、教員養成は減り幅が少なく、前年以上の志望者数にはなっている。

 全体的には、文系の成績上位層が理系に流れている印象だ。リーマン・ショック後から続く不況で、文系より理系という風潮が広がったのではないか。理系はノーベル賞や宇宙飛行士など、明るい話題が多い。東日本大震災の影響もあるとみている。駿台で実施したアンケートによると、医学部や工学部に目を向けるようになったという回答が目立つ。避難所でリーダー的な役割を務めた教員や医療関係者への生徒の関心も高まっている。95年の阪神大震災の時も同じだった。

--医学部は。

 全体として1割増。しかし、東京大、京都大といった最難関校はやや減少傾向だ。減少が続いていた歯学部、薬学部も増加傾向に転じた。これまでの減少の反動と、医学部ブームの中で、医学部に届かない層が志望していると考えられる。薬学部は競争が厳しい大学と易しい大学とに二極化している。

 一方、工学部は、国立大が前年並みで、私立大は志望者が増えている。特に地方の大学の志望者は、文系の学部を卒業しても就職が厳しいと思うからか、北海道工業大、東北工業大、金沢工業大、広島工業大といった理系単科大学で志望者が増え、競争が激しくなっている。』
※毎日新聞12/22付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野による。URLはhttp://mainichi.jp/life/edu/news/20111222mog00m040008000c.html

                                 ***

長々と引用しましたが、
高3受験生は承知のことでしょう。
こんな長文を取り上げた理由はやはり
中学生、特に中3受験生たちにも
高校~大学という絵図を意識してもらいたいからです。


確かに高等教育を
単なる大学進学への予備校然と扱うのは間違っていると思います。
中高の6年間で
子どもたちは文字通りさまざまな経験をすることでしょう。


しかしそんな本来の教育に心血を注ぎつつも、
現実の一般社会が求めている(と思われる)方向性への並走も不可欠でしょう。
理想をどのように捉えるかはそれぞれですが、
上の2者の絡め方を上手にプレゼンテーションすることが私の仕事のひとつと認識しています。


かようなごとき大学入試の複雑化を見れば
高校入試の情報収集で右往左往はできないと思いつつも、
ややこしいものはややこしい!
いちばんシンプルなのは
きちんと学力をつけてきちんとその先を見据えること!!


という強引な結びですが、
追いかけはすれども
振り回されずにいるバランスが必要ですね。


…言うはやすし。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町の個別指導専門塾 育星舎『個別アルファ北野』 塾長 池田真一 is101309.gif
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