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センター試験について朝日新聞社説より

センター試験―複雑さ、もう限界だ


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 『大学入試センター試験で大きなトラブルがおきた。

 2冊配るべき問題冊子を、1冊しか配らない。そういった試験監督者の不手際が、全体の8%にあたる58会場であり、約4500人が迷惑をこうむった。

 混乱したのは、地理歴史と公民の試験だ。今回からこんな仕組みに変わった。

 2科目受ける受験生は、たとえば地理と日本史のように地歴から2科目選んでもよいし、地歴と公民から1科目ずつ選んでもよい。その2科目をまとめてひとつの時間帯で試験する。解く順番は自由だが、先に解いた科目の得点だけを使う大学もある。だから問題を2冊同時に渡す必要がある受験生がいる。

 1回聞いただけでは、のみこめない複雑さだ。それが混乱を招いた。周知期間も半年では短すぎた。

 なぜ、こういう仕組みになったのか。今の学生は地理や歴史の素養が足りない。たとえば世界史と日本史を両方学ぶ子が増えるよう、科目選択の幅を広げてほしい。そんな大学側の要請にこたえたのだ。

 背景にあるのは、大学全入時代をむかえて、大学や受験生が多様化したことだ。

 1990年に148大学の参加で始まったセンター試験は、今や835大学・短大と5倍以上にふくれあがった。大学進学率も5割を超えた。

 どの科目を勉強してきた、どの程度の学力がある学生をとりたいか。大学によって要請はまちまちだ。そのすべてに一つの試験でこたえようとすれば、おのずと仕組みは複雑になる。

 今回の失策だけなら、2冊に分かれた問題冊子を1冊にまとめれば再発は防げる。でも、それだけでいいだろうか。

 制度の変更にトラブルはつきものだ。英語のリスニングが始まった6年前も、機器の不具合が相次いだ。当面はこれ以上仕組みをいじらず、定着を図るべきだ。

 試験監督でさえ間違えるのだから、ころころルールが変わったのでは、受験生はおちおち勉強に打ち込めない。

 そのうえで、もっとシンプルな制度への改革を、10年単位で議論してはどうか。

 センター試験を複数回に増やす案も、かつて大学審議会などで出た。一回だけの機会に比べて、受験生の重圧を減らせる。運営側の失敗で不公平が生まれたときに取り返しをしやすくするためにも、もう一度真剣に検討したい。

 もちろん、変えるときは十分な予習時間をとろう。 』
※朝日新聞1/17付より転載してます。文字装飾は育星舎個別アルファ北野による。URLはhttp://www.asahi.com/paper/editorial20120117.html

                                 ***

ドキッとするような見出しですが、
少なくない人間、否、多くの方々が
心の片隅で、否!声に出さずともはっきりと
そう感じていらっしゃったはずですし、そうお考えでないでしょうか。


記事はどちらかというと
大学入試センター事務局の制度上の問題を俎上に載せている印象がありますが、
私個人的には
センター入試を利用した受験機会(いわゆるセンター利用)の濫造に違和感があります。


このように書くと
私が大学入試にあまり明るくない印象を持たれましょうが、
その通り、私はおもに高校受験を担当しています
(まあ、どのくらいかと申すと学校の先生程度の知識、と言えましょうか)。


言わば(現状は)門外漢だからこそ
素朴な疑問を厚顔何のそのでこのように呈している訳ではありますが。
はてさて、皆さんはいかがでしょう。


このあたりを素通りして大学受験に携わっている学校教員・予備校/塾講師は
(残念ながら)ごまんといるでしょうね。
私のように明け透けなく『分からん!』と言うのも問題ありですが(…)、
受け持つ生徒の受験形態を承知しないのもいかがなものかと思います。


とはいえそのくらいの複雑さが孕んでいるのも確か。
社会、大学、生徒の多様化が進む、とは整然とした回答でしょうが、
拍車をかけているのが大学側にあることは多くの方の了解事項
(たとえそれば生徒側の潜在的動向、ポテンシャルだったとしても)。


(素人臭いことを書かせてもらうならば)
ここで商売っ気出してどないするねん!?
(政治家的な物言いを使えば)大局的な判断をすれば
学生を育成してからの
その先でもっと旨味のある商売が出来まっしゃろ!?


とはトコトン青臭いかな。
もちろん生徒側の願望も掬い上げられているはずですから、
受験機会が大幅減となる事態は求められていません。
ということは
いまが適正?


フウム、これまた勉強。
受験料だけで結構な金額になるしなぁ。
教育は家を買うくらい大事、とは申せど、
足許見られ感は拭いきれませんね。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町の個別指導専門塾 育星舎『個別アルファ北野』 塾長 池田真一 is101309.gif
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