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公立高、学力重視への回帰!?

本日はバレンタインデー!
ではなく、
京都では恒例の適性検査(公立高校専門学科の実質的な入学試験)。


志高い子どもたちが自身の可能性を試し、
気が遠くなりそうな難問にガッチーンと体当たりしている真っ最中です。
試験(検査?)会場の静寂の音が耳に届きそう。
ピーンと張り詰めたピアノ線の微かな震えをつい思い浮かべてしまいます。


頑張れ、中3生!
気持ちで絶対に負けるなよ!!
あなたの行きたい学校がその程度の学力を求めているのだよ。
応えてやろうじゃないか!!


…ドウドウ。
閑話休題。
さて、
学力回帰の公立高受験、という見出しに立ち止まってしまいました。


公立高入試 学力に回帰


                                 ***

 『1月3日、さいたま市の学習塾「スクール21」浦和元町教室は、「正月特訓」の真っ最中だった。

 数学担当の宮川由三講師(46)が、図形問題の解き方を教えながらハッパをかける。「1点でも2点でも貪欲に取りにいくんだよ!」「3月2日に出たら、できないとダメだよ!」

    正月特訓 正月特訓の授業で宮川講師(奥)が高校入試が迫った塾生たちにハッパをかける(1月3日、さいたま市浦和区の学習塾「スクール21」浦和元町教室で)

 埼玉県の公立高校入試は、3月2日のみの一発勝負だ。昨年まで2回あった入試が、今年から1回になった。かつては全高校で実施されていた推薦型入試も、2009年を最後に廃止された。それだけに、受講する中学3年生たちは真剣だ。

 推薦型入試は、偏差値偏重を是正するためで、入学者の4割が学力以外の基準で選ばれていた。廃止されたのは、「受験勉強をしない子どもが増え、学力が下がった」などの理由からで、入試は学力検査に一本化された。

 10、11年は、5教科受験の前期入試と、3教科受験の後期入試の2回実施し、今年から5教科受験の1回に。県内で最難関の浦和高校を目指す男子生徒(15)は「チャンスは2回の方が、思い切り受験できてよかった」と話す。

 これに対して、県教委高校教育指導課の鈴木雅道・指導主事(47)は、「全員に学力検査を課すのは、中学校でしっかり勉強してもらうのが狙い。1回にすることで入試日が2月から3月に遅くなる分、勉強する時間が増える」と、その利点を強調する。

 実際、県教委が10年に実施したアンケート調査では、「全員が学力検査を受けることがわかっていたので、しっかり勉強した」と回答した公立高校の新入生は42・3%にのぼった。

 和歌山、静岡、高知、千葉などの各県でも、既に推薦型入試を廃止し、全員に学力検査を課すようになっている。佐賀県は今年から、神奈川、宮城県は来年から、実施する予定だ。ほかにも、学校独自の入試の実施や、論理的思考力を重視した「PISA型学力」をみる問題の出題など、学力を重視した様々な改革が各地で進む。

 ベネッセコーポレーションの浅野剛・中学生商品開発部担当課長(42)は「根っこに学力低下への懸念がある。新学習指導要領で思考力や判断力などの学力育成が掲げられたことも影響している。大都市圏では、私立への対抗策としての意味合いもある」とみる。

 学力回帰の流れは止まりそうもない。

 推薦型入試:学力試験を原則として課さず、調査書や面接、小論文などで本人の適性を判断し、合否を決める入試方式の総称。「推薦入試」以外の名称で実施されていることも多い。大学では、推薦入試とAO(アドミッション・オフィス)入試をまとめて指す場合が多い。』
※読売新聞2/3付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20120203-OYT8T00132.htm

                                 ***

京都における推薦型入試に特色選抜が挙げられましょう。
数日前にも取り上げたトピックですので重複は避けますが、
学校の先生がわざわざ『ダメ元で受けて来い』と言わしめる入学選抜、
いかがなものなのか、というのが前出ブログテキストの私のつぶやき。


あわせて
学力検査が必要な層(いわゆる中間層)に対する推薦選抜というカタチにも
ザワザワとする違和感があると私は言及しています。
これは大学入試とは一線を画すべきと考えます。


内申点が進路選定動機を大きく左右する高校受験において
(≒学校の先生による指導にて進路が大きく変わることがある)、
学力を問わないとなると、
中学校生活の前半でしくじった生徒に
いったいどこで復活のチャンスを差し出すというのでしょうか。


(表現はよろしくありませんが)3年間をクソ真面目に過ごしてきた生徒だけが
その恩恵を授かる、それも高校受験という若い学齢で、と
私みたいな小言が過ぎる?人間がそうつぶやいてもさほど過激ではないでしょう。


公平を期すならば、
京都における特色選抜は通学圏を越えた出願が可能となりました。
ただしそれは現行の受験制度でのお話。
現行の制度に(誰が何と言おうと)不味さがあることは周知の事実。


上掲トピックでは
公立高の学力重視回帰への流れをリポートされています。
京都ではその気運は感じられず、
今年度の特色選抜が10%枠から15%枠へと拡大されたことが
さも前進しているかのように発表されています。


京都がかつて目指した(?)『15の春は泣かせない』も、
門外漢の私が書くのはおこがましいですが、
遠い遠い過去のものとなりました(その債務処理がいまだ苦しめようと)。


特色選抜の存続如何で
府教委や市教委の体質の一面は理解できると思います。
とは言え私なんかは京都教育行政のまったくの素人。
ご意見・ご批判頂戴できましたら、さらに勉強していきたいと考えます。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町の個別指導専門塾 育星舎『個別アルファ北野』 塾長 池田真一 is101309.gif
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