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教育再生円卓会議!?

このところ連日のように
当ブログとしては大上段に構えたトピックやイシューを取り上げています。
書きながら
そのおこがましさや内容の稚拙さにビクついている面もありますが、
もうこの際や、俺が書かねば誰が書くねん!と半ば開き直って駄文をつづっています。


やはりこの時期だからこそのピックアップでもあります。
学年末テストが実施され、あるいは実施されるので、
その後の視線の先をやはり双方で確認し合いたい思いが
トピックを取り上げる際の私の心理に大きく働きかけているところだと思います。


大学生の何%だかが平均の意味を分かっていない、
だなんて物騒な見出しも躍りましたが(あれは幾分フェアネスに欠いた煽り文句ですね)、
少なくとも上向きでは決してないこの教育に関わる状況をとどのように対決していくかの
我々の姿勢を示さなければと(勝手に)息巻いています。


α北野所属生の中にも
やはり学習目標の標榜を避ける傾向にある生徒はなくなりません。
穏やかな書き方ですね、これは。
ようは学習目標を持つこと自体拒否しそうな勢いの生徒もいます。


個別指導の弱点は機会あるごとに書いてきていますが、
こういったモティヴェーションの上げ方もまた個別指導が抱える弱さのひとつです。
それを乗り越える手段のひとつとして、
無謀にも
ここ最近取り上げていたり表題にあるようなトピックを紹介する私です。


頑張ってもらいたい!
この暑苦しさをいかにクールに伝えられるか、悪戦苦闘中です。


閑話休題。
教育再生円卓会議。
何だか中世ヨーロッパな香りがしますが、
果たしてどのような会議なのでしょうか。


「大事なのは創造性」 はやぶさリーダーら強調 教育再生円卓会議


                                 ***

 『教育改革に向けた「教育再生・東京円卓会議」の第2回会合が14日、東京都庁で開かれた。石原慎太郎知事、猪瀬直樹副知事と、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトリーダーを務めた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授、数学者のピーター・フランクルさんが「科学技術と教育」をテーマに語り合った。

 川口教授は会議後、「大事なのは創造性。ものを覚える力は将来の日本を開くものではなく、詰め込み型の教育から離れるのはよいが、理数系への興味がないのは困る」と指摘。「試験だけでなく、ディベートやプレゼンテーションでの評価を導入しないと創造性は生まれない」と語った。

 フランクルさんは「理数科の楽しさをどう伝えるかが大事。子供に学者やモノ作りに対する夢を持たせなければならない」とし、「学校に運動部と同等の化学部や生物学部、数学部をつくり、他校と試合すれば夢を持つきっかけになる」とのアイデアを披露した。

 猪瀬副知事は「技術立国として成長してきた日本が理科系離れのままでよいのか」と危機感を語った。猪瀬副知事によると、石原知事は「結局、ひらめきが問題。知的好奇心を刺激するような教育が必要だ」などと述べていたという。』
※産経新聞2/14付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://sankei.jp.msn.com/region/news/120214/tky12021421140010-n1.htm

                                 ***

いずれの方も今日の我が国におけるオピニオンリーダーたる方々ですね(賛否はともかく)。
そしてやはり機会あるごとに教育について言及なさっている印象です。


もちろん声量から取り上げられやすかったり絵的に面白みがある向きもあるのでしょうが、
それにしても国政の政治家やその他首長、あるいは有識者の方々から
同じようなヴォリュームの発言はなかなか出会えません。


特に後者は後出しというか、提起されたイシューに対しての論評に長けていらっしゃるのでしょうから、
一般的にこの先の道筋を照らす提言はあまり期待できません(期待したいですが…)。


そのあたり、いまはまさしくチャンスというか文字通り『時機』という気がしてなりません。
このシチュエーションを総括して推進してくれるようなリーダーを求めてしまいます。


トピック内の方々はやはり現行の教育システムに疑義を呈しておられます。
そして創造性、ディベート、プレゼン、理数系、知的好奇心などのタームが躍っていますね。
これらは教育の本懐というか理想としてはもちろん納得できます。
それをどのように実践するか、ですね。


現状は個人に依っている部分が多いはずです。
それを(貶めるという意味合いではなく)大衆化できるか。
一般化できるか。


ともあれ
こういった私にとって難敵なテキストを書くことは恥を晒している面もありますが、
さまざまな主張や意見に接するにつれ
やはり家庭環境における学習態度育成の必要性を感じずにはおれません。


学習塾として丸投げするような受け取られ方をされては困りますが、
専門家のテキストやホットイシューに触れれば触れるほど
この感想に落ち着きます。


今後はそういった観点からももっとテキストを提供できればと思います。
これもこのブログで何度も書いていますが、
あくまで共闘関係にあると認識しています(この言葉は不相応ですかね?)。


補完しあい、そして高め合うことができる関係であれば最高です。
学習塾の在り方としては生ぬるい部分もあるのかもしれませんが、
いえいえ私はこの路線が宿す可能性に大いに感じ入る次第です。


いつにもまして脈絡を欠いた文章、あいすみません。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町の個別指導専門塾 育星舎『個別アルファ北野』 塾長 池田真一 is101309.gif
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