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小学校で理科の専科教員増加 その気持ち分かります。が…。

年度末ということもあり、
教育に関わるトピックに事欠きませんね。
橋下大阪市長のイシュー(市長個人のものではありませんが印象として)はもとより
学習指導要領の改訂に伴う変革のうごめきを強く感じます。


学習塾さんが利用される新聞折込のチラシもその手の文言でいっぱいですね。
不肖私も幾度かお伝えさせていただいている内容ですが、
やはり直前の方がインパクトがあるなぁと反省する部分もあったりします。


しかし最近配布されたチラシを取り寄せると
やはり保護者の認識をナメているようなものも散見されます。
大手は強気だなぁと逆に感心したり!?
だって皆さんご存知の内容を「ご存知ですか!?」という見出しで煽るのですから、
その先は言わずもがな。


とはいえ、私も広報活動にて奮闘中。
HPもまだまだ利用しやすい形では決してありませんし、
私の技術を高めてさらに価値のあるHPにしていかねばとジタバタしています。


閑話休題。
冒頭通り
毎日のように教育トピックスが提出されています。
小さなうねりもあれば
よどみを窺わせるイシューもあり、
それらが示すのは教育の停滞ではなく
前進するための痛みと受け取りたく思うこの頃です(何だか政治家の狡猾な論法のようですが…)。


理科の「教科担任制」、小学校でも約3割に 小学校教員の6割以上が「理科が苦手」!?


                                 ***

 『小学校で音楽・体育・家庭科などを、学級担任以外の先生に教わったという経験のある人は多いでしょう。これまで小学校の「専科教員」は技能系教科が中心でしたが、最近になって理科の専科教員が増えていることが、文部科学省の調査でわかりました。背景には、子どもたちの「理科離れ」を防止するという狙いとともに、多くの小学校教員が理科に対する「苦手意識」を持っていることもあるようです。

昨年4月から全面実施された小学校の新しい学習指導要領では、理科の授業時間数が全体で55時間(15.7%)増の405時間となりました。時間数自体は算数や国語には及びませんが、これまでにない新しい内容が数多く追加されたのがポイントです。新しい小学校教科書の平均ページ数も、国語の25.2%増、算数の33.2%増に対して、理科は36.7%増となっています。実験や観察をこれまで以上に重視しているのも、大きな特徴です。

ところが小学校の現場では、実験や観察などを中心に置いた理科の授業に対して、不安の声があるようです。というのも、理科が苦手という小学校教員が少なくないからです。

科学技術振興機構の調査によると、経験10年未満の小学校教員の6割以上が「理科が苦手」と回答しています。これは、小学校教員の多くを占める教育学部出身者が基本的に文科系であること、小学校教員の62.8%が女性であることなどが原因と言われています。

いくら理科の授業時間数や教育内容を増やしても、それを教える教員が理科を苦手としていたのでは、効果も上がりません。このため、理科を教科担任制にして専科教員を配置する自治体が増えているのです。文科省の調査結果によると、2011(平成23)年度に理科を教科担任制にした公立小学校は、3年生が14.0%(09<同21>年度11.7%)、4年生が20.3%(同17.8%)、5年生が31.8%(同26.4%)、6年生が34.2%(同29.4%)で、小学校高学年では3割以上の学校が学級担任以外の教員を充てていました。理科教育の充実は大きな課題であり、小学校理科の専科教員は今後も増えることが予想されます。

ただし、問題もありそうです。実際の小学校の現場では「持ち授業時間数が少なくて済む」という理由で主任クラスの教員が理科の専科になるケースもあり、必ずしも理科が専門または得意という教員が任命されるとは限らないからです。

このような実態を改善するため、茨城県や静岡県など都道府県の一部では、中学校の理科の教員免許状を持つ者を小学校の理科専科教員として特別枠で採用するところも出始めています。今後、理科の教員免許状所有者を小学校の専科教員として採用する自治体は増えていくと思われます。

けれども、小学校教員の多くが理科を苦手とする状態のままでは、やはり困ります。理科教育についての教員研修の充実のほか、大学の小学校教員養成課程の見直しも求められるところでしょう。』
※産経新聞2/27付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120228/edc12022816550001-n1.htm

                                 ***

理数(理科系)科目の重要性は言うまでもありませんね。
これからこの学問の学修がマストになっていく空気を感じます。
確かに文系(文科系)に直接必要のない科目はありますが、


学問や学部が横断化、細分化、あるいはより専門化していく中で、
理科系科目に対する素養(というか学力)はきっとこれまで以上に求められていくでしょうし、
その力がすなわち自信の未来を切り拓く下地になっていくと思われます。


よってその力を養う(家庭を除けば)最初のステップである小学校にて
理科が苦手な教員が理科を教えるなんてことは言語道断ですよね。
だったらどうするか。現状は容易に変えられません。
教職課程において理数をメイン(あるいはそれに準ずる位置)に据えるしかないのではないでしょうか。


もちろん近々の状況をドラスティックに変えることはかなわないでしょうが、
志望者が抱くイメージは変えられることでしょう。
もうこれは避けては通れない方向性としか思えません。


人材、人員の確保も喫緊の課題でしょうが、
それと同様に小学校教員に対しては理科系の素養を強く求めていかなければ
このいわゆる学力低下、理系減少の傾向は刷新(否、改善)できません。


そういった中で、
やはり教育界のトピックになりえるソースのほとんどが理科系発信なのも注目したいです。
もちろん類型をポコスカ分けることに意味はないのかもしれませんが、
それが物語ることは決して少なくないと思います。


高校の(いわゆる文系か理系かの)類型判断はお子さんご自身の決定に
周りの人間(年長者)がどれだけ言葉を重ねられたか、関与できたか、
近年はこの物差しも非常に有益なことと認識しています。


それを左右する小学校課程での理数学習。
もちろん指導する側のスキルや情熱に因っていることは言わずもがな。
文系出身者がいかに熱量やハートを込めて理科を教えきれるか。
例えば社会の時だけ饒舌、なんてスタイルは(残念ながら)更新せざるをえない時節だと思います。


私も肝に銘じる部分が少なくありません。
自分の得意分野以外でいかに活躍するか、活躍できるか。
それを問われる一年になりそうだと襟を正す心境です。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町の個別指導専門塾 育星舎『個別アルファ北野』 塾長 池田真一 is101309.gif
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