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職業体験(キャリア教育)で学力向上!?

ご家族に宛てた毎月の月例報告(『講師からのひと言』という小欄)を
毎月ウンウン頭を悩ませながら書き上げている私ですが、
指導形態が個別指導ですので個別のお話はやはりその都度しています
(あわせて授業後のメール配信もあります)。
よって報告を大半は各学年、各学校ごとの生徒たちに向けた総論となります。


総論のあとにしかるべき各論を提示し、
お子さんの現状や展望、あるいは(耳の痛い)課題や注意点などを記載しています。


その拙欄にて来月に紹介しようと思うのが
この3~5月(あるいは3~6、7月)の勉強の流れ。
もちろん着手単元を列記することで注意を喚起できますが、
やはりそれだけでは片手落ち。


生徒やご家族の方には流れをさらにイメージしていただかなければなりません。
毎回のようにこんな小言めいたことを書くのも恐縮する限りですが、
これは避けては通れない、譲れないポイントですのでご容赦を。


さてさて、その拙欄。
ある中学生の一部に書き送る予定の文章を抜粋してご紹介しますと
(来月頭に発送する文章ですので、まだラフな文章です)、

>春休み~新学年~修学旅行~連休~春季大会~花背山の家(校外活動)~チャレンジ体験~とあり、
>その間に第1回、第2回テストが実施されます。
>第2回テスト後には夏季大会~部活動引退(世代交代)とあり、
>この時期の学習が中身の薄いものになる危険性を大いに孕んでいますよ。

>しかし勉強は進みます。
>しかも基本単元の連続ですので、ここを疎かにしたツケは学年の後半に効いてきます。
>私たちはもちろん強く引っ張っていきますが、ぜひご自宅でも意識付けの面でご協力ください。

>お子さんを過小評価せず(「どうせ…」は禁句にしましょう!)、
>今より上を目指す声掛けをともに目指しましょう。
>かつ子どもたちを鍛えていく。
>甘えを制し、辛抱強く何事も取り組めるよう、ご家庭と塾で引っ張っていきましょう!

>学習指導要領の改訂に伴い、学校での勉強も変化していきます。
>学年末でテストが難しくなった印象もあります。どう向き合うか。どう戦うか。
>それを考える時機ですね。


と、この時期のあらましをお伝えしています。
ご兄弟姉妹のいらっしゃるご家族はご承知のことだらけでしょうが、
初めての経験となると覚束ないこともあるでしょう。


イメージを掴むことの一助となるよう書き続けていることですが、
何とも小言が過ぎる嫌いは否定できません。
学生時分や若い頃は『小うるさい大人になんかなるか!』といきがっていましたが、
年を取るにつれて言わずにはおれない体質に。
α北野の皆さんには申し訳ない限りと頭を下げるばかりです。


閑話休題。
上の文章にも紹介しています職業体験・職場体験事業。
例えばチャレンジ体験等々の名称で扱われていますが、
これに関するトピックを発見しました。


例年、
この職場体験実施のすぐあとに定期考査があるので、
ムムムという感じで見ていた私ですが…、


職場体験活動には学力向上の効果も!?


                                 ***

 『子どものころにさまざまな体験活動を経験することが学力などに良い影響を及ぼすという各種の調査結果を、当コーナーでは紹介してきました。都道府県レベルで比較した場合でも、職業体験活動の多寡と学力は関連性が高いことが、国立教育政策研究所の調査で明らかになりました。職業観や勤労観などを育てる「キャリア教育」は、学力向上の面でも有効であるとも言えそうです。

多くの中学校では現在、キャリア教育の一環として、地域の企業や事業所などで実際に働いたり見学したりする職場体験活動が行われています。文部科学省は、充実した体験を子どもたちにさせるため「5日間程度」の期間を確保するよう推奨していますが、実際には「2~3日間程度」という中学校が多いようです。職場体験活動の日数があまり増えない背景には「限られた授業時間数を職場体験に充てれば、教科の授業が減り、学力が低下する」という懸念が学校現場に根強くあるからだ、と指摘する声もあります。保護者としても、学校で授業をせずに企業や事業所などで何日間も体験活動をさせるというのは、やはり学力低下への不安が隠せないところでしょう。

ところが、同研究所が2010(平成22)年度の中学校における各都道府県の職場体験学習の平均実施日数と、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の平均正答率を比較した結果、職場体験活動の実施日数が長い都道府県ほど、全国学力テストの平均正答率が高いということがわかりました。

職場体験活動の平均実施日数が「5日」の都道府県と、「2日未満」の都道府県の二つのグループに分けて、全国学力テストの平均正答率を比べたところ、A問題(基礎的知識)の正答率は、「5日」のグループで国語が平均76.3%、数学が平均67.0%だったのに対して、「2日未満」のグループは各74.2%、62.8%でした。B問題(活用力)でも「5日」のグループは国語が平均66.9%、数学が平均46.4%なのに対して、「2日未満」のグループは各64.1%、41.5%となっており、「5日」のグループの平均正答率はどれも全国平均を上回った一方で、「2日未満」のグループは逆にすべて全国平均を下回っています

また、中学生全員が職場体験に参加する都道府県は、そうでないところよりも平均正答率が高い傾向があるということも明らかになりました。

この結果について同研究所は、「『職場体験活動をすれば学力が向上する』といった因果関係を実証するものではない」と慎重な見方を示し、キャリア教育全体の新しい調査が必要だとしています。しかし、「『職場体験活動は学力の向上を阻害するのではないか』との懸念は払拭(ふっしょく)された」とも同研究所は断言しており、職場体験活動のために教科の授業時間数が減っても学力面でのマイナス効果は出ない、ということは間違いないようです。キャリア教育と学力の関係については、さらに踏み込んだ調査が待たれるところです。』
※産経新聞3/12付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120312/edc12031218020001-n1.htm

                                 ***

キャリア教育が今後の学力向上の布石となるイメージは私の中でもありましたが、
こうやって数値を示されるとこれまでの考えを改めさせられますね。


(ちょっとばかり話はズレますが)
大学の勉強にていわゆる一般教養が縮小されていたこれまでの流れから、
拡大、あるいは見直していく傾向にあるとの記事もありました。
多角的な挑戦が教育界で検討されている印象です(大げさでも何でもなく)。


そのひとつベクトルである(学校教育における)キャリア教育。
>キャリア(経験)を活かして、
>現在や将来を見据えることなどを主眼として行われる教育のことである。
と、ウィキペディアにもあります通り、


自分の歩む道を考える、見つめることで、
いわば逆算して必要な学力を改めて考えるモティヴェーションとなります。
この視座はやはり強いですよね。
もちろん学齢の低い、あるいは展望を敬遠しているような生徒たちには
なかなか容易ではないアクションですが、


これを、言うなれば自身を見つめている生徒は本当に強い。
そしてそれがかなっている生徒たちに共通していることが、
やはりご家族や周りの方々の理解や導きがしっかりしていることですね。


目的意識や明確な数値を欠いた
「何や、この点数。やる気あるのか!」や「塾に金を捨ててるもんや」
に類するような発言には悩まされます。


60点が(ある生徒にとっては)お話にならない点数なのは理解できますが、
ではどれくらい必要なのか、なぜ必要なのかの問いに明瞭な回答を持っていただきたい(…です)。
(平均点等考慮せず)単なる数字だけで判断されていてはお子さんのお気持ちは一層離れます。


と、半ば一般論の範疇なのか私の愚痴なのかあやふやになってしまいましたが(笑)、
とまれ
こういった目的意識を芽生えさせるアクションに肯定的な態度を私も取るようになった次第です。


(学校)授業の進行の遅れを気にもしつつ(直接的な影響は大きいのです!)、
職場体験と定期考査とが有意義になるようバックアップするのみ。
何を隠そう
子どもたちから職場体験の話を聞くのが大好きなんです。
いろんな組織、企業に行きますので
ニュースソースも豊富。
思わず唸ってしまうようなトピックも持ってきてくれますね。


事業者、事業所の皆さん、
子どもたちは皆さんの会話を本当に注意して聞いていますよ。
下手な発言は御社の命取り。
協賛されているだけで頭が下がる思いになりますが、
子どもたちから仕入れるお話はやはり実社会(≒大人社会)への失望が多いだけに
悲しい気持ちになることもチラホラ。


本稿の趣旨は吹き飛んでしまいましたが(笑)、
会話内容には注意ということで結ばせていただきます。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif
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