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大学秋入学のイシューってどうなってるの!?

さあ、3月最終日。
日本国内の代表的な暦(学校年度、会計年度etc.)では平成23年度の終了ですね。
明日4月イッピから新年度、平成24年度の開始というところが多いのではないでしょうか。


よって皆さんにも新年度から新たに始まることや変わることがいくつかあることでしょうね。
子どもたちは始業式や入学式が始まって
いよいよ新学年の認識を強くするのでしょうが、


α北野では、というか学習塾の世界では(基本的に)3月から新年度。
もちろん3月の最後まで受験があるので
そこに対する指導が最優先事項ではありますが、
新たに教室に来る生徒たちを迎えるのも大事な大事な仕事。


さて、そんな緩やかな転換期
(上級の学校に進学する子どもたちは穏やかならざる心境でしょうが)。
年末から話題を提供しつづける大学秋入学イシュー。


教育に関わるサイトやニュースサイトの見出しではまだまだ毎日のように目にしますが、
果たして巷間の関心はいかほどに。
皆さんがよく目にされるであろうテレビのニュース番組などでは
トップのトピックとしては取り上げられないのが現状でしょうね。


もちろん賞味期限はまだまだOKですが、
昨今はそれ以上に消費税増税法案云々のイシューがやはりトピックスの中心でしょうから、
見逃している続報もあるというもの。
それらのうちの二つ、ご紹介します。


足並みに乱れ 「教育改革うやむや…」


                                 ***

 『「東大が動けば皆動く」とされる教育界で、東大が提唱した「秋入学」は、大学のみならず政府や経済界も巻き込み、今年に入り一気に論議が加速した。だが、ここに来て各大学の対応に温度差も見えてきている。

 東大が今年1月に発表した中間まとめでは、有力国立と私立12大学で秋入学移行への協議を進めることも明らかにした。「12大学そろって秋入学へ移行すれば相当なインパクト」(私大関係者)だったが、12大学の中からは早くも慎重論が出始めている。

 今月7日に開かれた国立大学協会総会では、平野俊夫大阪大総長が「秋入学が独り歩きしている。教育の中身の改革議論がうやむやになってはならない」とくぎを刺し、京大の松本紘総長も慎重な立場だ。

 独自の構想を打ち上げる大学もある。一橋大と東工大では入学時期は春のままで、本格的な授業開始を秋にする案を提唱。早稲田大も4学期制導入を打ち出し、東大の構想にもろ手を挙げて賛成というわけではない。

 さらに、東大内も一枚岩ではない。教養学部を抱える大学院総合文化研究科の入学時期検討特別委員会は慎重な対応を求める意見書をまとめた。387件の学内意見でも反対論は根強かった。清水孝雄副学長は「建設的な批判が多いと思っている。秋入学だけで何かが変わるというわけでないというのは全くその通り」と語るなど実現への課題は山積している。』
※産経新聞3/29付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120329/edc12032921200005-n1.htm

                                 ***

ひとつの議論からまた別の議論へと派生していくさまを思い浮かべますね。
慎重論として
4学期制や春入学の秋始動、
はては東大内部から秋入学がすべてではないとの意見も。


「秋季入学」で大卒就職も一変?


                                 ***

 『東京大学が提起した秋季入学(9月入学)が、一部の大学で本当に始まりそうな気配になってきました。先の記事でも少し触れていますが、これによって大卒就職をめぐる状況も、大きく変わりそうです。

主要経済団体の一つである経済同友会はこのほど「新卒採用問題に対する意見」をまとめました。かねてより問題になっていた就職採用活動の適正化に関して1年前から検討していたものですが、東大などの動きを受けて将来的な「通年採用」への移行を打ち出しているのが特色です。

就職活動の早期化など、大卒就職についてさまざまな問題があることも以前に紹介してきました。本来、企業側にとっては学生が大学教育でどのような力を身につけてきたかは重要な採用基準のはずです。しかし現在では実質的に3年次から就職活動が始まってしまい、授業そっちのけで「シューカツ」に奔走するという本末転倒の事態が起こっています。企業側も問題意識は感じながらも、基本的には自由競争であるため、なかなか手を打てないでいました。大学教育との兼ね合いや日程の窮屈さは、3月卒業者を4月1日付で入社させるという「新卒一括採用」の宿命でもあります。

それも一部大学が秋季入学を導入することによって、企業側も必然的に≪春季採用≫ ≪秋季採用≫というふうに採用活動を複線化せざるを得なくなります。もちろん、東大の報告書が提言しているように卒業後の半年間を「ギャップターム」としていろいろな体験活動に使うなら現在のような4月採用でも構わないのでしょうが、優秀な人材には早く勤めてほしいというのも採用側の本音です。

しかし経済同友会の意見書は、そうした二本立てからも一歩踏み出して「通年採用」を目指すべきだとしているのです。そうすれば新卒一括採用という日本的雇用慣行に縛られず、必要な時に必要な数の人材を採用できるというわけです。

この「新卒一括採用という日本的雇用慣行」が崩れるということは、もっと大きな意味も持ちます。たとえ大企業に就職するにしても新卒ばかりでなく、中小企業を経て力を付けてから途中入社するといったような人材の流動化がいっそう促進されることです。現在でも世間で名の通った人気企業にさばき切れないほど学生のエントリーシートが集中し、雇用のミスマッチが起こっていることは同友会の意見書も指摘するところです。だからこそ意見書は、中堅・中小企業とのマッチングの必要性を強調しているわけです。

もう一つ重要なのは、秋季採用や通年採用が一般化すれば、今まで以上に海外留学生などとも競争しなければならなくなることです。いま多くの企業は、国際的に活躍できる「グローバル人材」を求めています。そのような人材として企業に評価されるためにも、これまで以上に大学教育で何を身につけるかが重要になってくるのです。』
※産経新聞3/15付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120316/edc12031613150002-n1.htm

                                 ***

これらを読むと容易ならざるシチュエーションが解消される時が来るのかしら
とクヨクヨと考え込んでしまいます。
就職氷河期などのタームとはまた種類の違う就職困難期、
中高生のお子さんを持つご家族の方は
こういった視座をきちんと持つことが
好むと好まざるとにかかわらず必須になるのでしょうね(ため息をつきたくなるお気持ちには激しく同感)。


学校の授業スタイルを見ても
我々が学生だった頃と比べてもガラリと変わりました。
プリント学習が常態化していますし、
ノート提出がある種のポイントを占めるパーセンテージも小さくありません。


他方、
ディベートやグループ・ディスカッション、
あるいはそれらを競うコンペティションが数多く催され、
(一般的に)我々が経験した学習から
明らかに違うステージ、違うフェーズに向かっていることは明々白々。


パラダイム・シフトなる流行り言葉を使うのは浅学ゆえ躊躇しますが、
前述したように違う地平にあることを、向かっていること考えさせられます。
そしてまずはそのことをお子さんを持つご家族の方々には再考していただきたいところです
(私が生意気にも指摘する必要はないでしょうが)。


閑話休題。
大学秋入学のイシューも当初のインパクトから
また違う種類のインパクトを示すようになりました。


問題提起という点において
これほどまでに巷間を騒がせる類のイシューもそうありません。
どのような着地点を見出すのであれ(あるいは見出さないのであれ)、
ここが教育の最前線と言っても差し支えないと思います、ごく乱暴ですが。


ここを追いかけることで自分の進む道を照らしたいとも考える私。
生徒集め、実績出し、という目の前の目標を睨みつけながら、
その先の在り方についても模索していきたいところです。


教えるだけ、で生き残れるほど牧歌的な世界ではないでしょうから。
そしてその姿勢(あるいは醸し出される雰囲気)を子どもたちに示すことができたならば
私なりのガッツポーズと言えるでしょうか。


はてさて。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif
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