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公立中高一貫校における高校受験組(高入生)

一時の狂想曲然とした取り上げられ方から
ある程度の落ち着きをもって迎えられるようになった公立中高一貫校受検。
とはいえ高倍率なのはご存知通り。


京都では一部拠点校に指定された学校への偏重とも取れる予算分配などが
先だっての京都市長選でも取り上げられていましたが、
有名校の校舎や施設がどんどん立派になっているのは事実。
そんな公立中高一貫校トピックス。


京都でも難関私立校に肩を並べるような学力・進路実績・学習内容程度になってきた
というのが私の印象。
ということは多くの方にとってもそう遠くない印象でしょう。
記念受検や何ちゃって受検なんてもってのほか。
きちんとした対策や相応の覚悟が必要になってきました…、というのも皆さんご同様の認識。


ちなみに今年度の京都における公立中高一貫校の倍率は、
洛北中で6.23、
西京中で7.35。


両校とも開校初年度はまさに事件。
洛北中で10.93(以降、5~6台で推移)、
西京中で11.46(以降、9→8→7と推移)。


落ち着いたと冒頭に書きましたが、やはり高く険しい壁。
ここを目指すということがどういった種類のことなのか、
もう一度皆さまにおかれましてはご検討いただければと思います(言われなくとも…、となりますが)。
というか、
我々塾人たちが抱くイメージや実感、経験ももっと共有しなければなりませんね。
生半可なものでは決してありません。


さて、
そのような(特に公立)中高一貫校にとって
容易ならざる問題なのが高校受験組(高入生)たちと中学受検組との学力差や意識の差。
進学校は中2で指導要領内の中学内容を修了しますが、
もちろん多くの高校受験組は(当然のことながら)高1から高1内容の学習。


中3で高校内容に着手できる中高一貫組とのギャップは隠せません。
その課題を取り上げたトピックを以下に紹介します。


高校から入学 進度にズレ


                                 ***

 『「愛とお金はどちらが大切か」「人はなぜ笑うのか」。根源的なテーマについて、自ら調べて考えたことを発表する生徒たちの表情は、真剣そのものだ。

 発表の合間に、杉本豊教諭(35)が、思索を深める方法として「弁証法」を解説すると、興味深そうに聞き入っていた。

 今月1日、都立両国高校付属中学校(東京都墨田区)の2年の教室で行われた「考える国語1」の授業。学校独自の設定科目で、発表や討論などを通じて言語力を育てるのが狙いだ。「この1年で生徒たちはどんどん力をつけた」と、杉本教諭。高校でも、受験して入ってくる「高入生」と一緒に「考える国語2」を学び、論理力や記述力を磨くことになる。

 両国のような中高併設型の公立一貫校は、全国に69校。中等教育学校と違うのは、高入生が途中で加わる点だ。

 両国の高入生は毎年約80人。付属中から上がってきた「中入生」約120人との混成クラスになる。中入生が先取り学習した内容を高校で繰り返し教えることで、高入生が不利にならないよう配慮する。

 大平一男校長(60)は「中学校で先取り学習をやりすぎないようにしている。それでも、中入生と一緒の授業についていけるか、不安に感じて両国高校を受験しない生徒がいるようだ」と気をもむ。

 他方、同様に付属中を併設する京都府立洛北高校(京都市左京区)では、中入生約80人は卒業まで、高入生とは別クラスのまま過ごす。中学校で学ぶ主要5教科の内容は、中2までに多くが終了。科学教育に力を入れ、高2になると、京都大学教授らの指導で研究に取り組むなど、独自の「中高一貫コース」で学び続ける。その結果、同コースの1期生が卒業した2010年以来、毎年、京大に多数の合格者が出るようになった。

 上垣昌之副校長(51)は「学習の進度が速いため、高入生とは一緒にできない」と説明。部活動や文化祭などに合同で取り組むことで、生徒間の一体感醸成を図っている。

 中入生と高入生を高2で合流させる学校もあるが、いずれにしても、大学進学を重視する併設型にとって、進度のズレは悩ましい課題だ。反面、高入生が加わることで、刺激を受けた中入生が勉強するようになったり、友人関係が広がったりと、校内が活性化する長所を挙げる学校も多い。

 理想的な併設型一貫教育を目指し、各地で模索が続いている。』
※読売新聞3/29付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20120329-OYT8T00184.htm

                                 ***

やはり学習環境の違いには驚くばかりです。
そのための準備や覚悟が小学生の段階で求められている訳ですが、
やはりご家族の方々による強いリードが不可欠ですね。
強いリード、あるいはそこで何を学んでほしいのか、どのような学校生活を送ってほしいのか、
どこの大学に進学してほしいのか、どこの企業に就職してほしいのか、等々あると思います。


何を学んでほしいのか、という視座がもっとも前面に来るのでしょうか。
学業実績、言うなれば数字だけをお求めの方々が
公立中高一貫校を第一に検討されるとは考えられません
(もちろんその他学校でもそうでしょうが…)。


気持ちよく、楽しく、そして勉強もがんばれる、といった(ある種)漠とした絵図では
もしかすると足らないのかもしれませんね
(私なんかはそれこそ大事じゃん!と思いますが)。


都内には、
例えば有名大学に進学するために
公立高校から進もう、公立高校で大丈夫、と謳う学習塾様もあるようです
(残念ながらこの場合は都立の『超』がつく進学校ではありますが)。


この点
京都ではなかなか上に書いたような視座は持てませんね。
いわゆる御三家がそれに該当するのでしょうが、
普通科の公立高校が横並び化させられた現状、
公立普通科に進むことである意味将来のヴィジョンが限定されたと仰った保護者もいます。


ようは(どこであれ)そこで自分がどれだけ奮闘するかだろうというご意見も真実だと思います。
しかし一方で文字通り潤沢な学習環境で自分の可能性と日々戦っている同年代もいる訳で。
子供たちの意識をどのように引っ張っていくか。
彼らの周りにいる人間がどれだけ志高い方向性を紹介できるか、私も反省多き日々です。


難しいイシューを取り上げると
いつにも増して話が飛び散って、かつ薄っぺらいものになってしまいます。
事象だけ淡々と取り上げてご紹介する手もあるのでしょうが、
よせばいいのに稚拙な説を繰り出す始末。
タチ悪いですね…。


反省。反省に次ぐ反省。
と書きつつ
またぞろチャレンジさせてもらいます(迷惑な塾長だ)。


ここで業務報告を。
来週1週間(4/31~5/5)は育星舎全体で休講となっています。
一部開講する部門もありますが、基本的には5/7(月)の授業再開までお休みです。
お間違いのないようご家族の皆様でご確認ください。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif
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