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変わる高校入試 トピックスは続々と

昨日が始業式で
本日が入学式の京都の公立中学校。


昨晩授業の新中1はあっけらかんとした表情。
そんなものなのでしょうか。
上下の人間関係がフランクになったことは歓迎しますが、
対人関係(特に対年長者)において学んでおいた方が好ましいことについては期待できなくなりました。


たかだか1~2年だけ年長であれ
先輩連中を仰ぎ見たもんです。
たびたび当ブログでも書いているように私の母校は校則で丸坊主規定があるところ。
そりゃあ、人並みの上下関係の厳しさ、面倒臭さを体験してきました。


それが今じゃ先輩をニックネームで呼ぶ、と。
冒頭の生徒は入学式が生徒と来賓、保護者だけの出席にて上級生がいないことに憤慨。
曰く「おった方が楽しいやん」。
当たり前に素晴らしいひと言ですが、
私なんて「邪魔者がいなくてラッキーやん!?」と心の中でつぶやいた次第。


閑話休題。
時代の移ろいを感じやすい年頃(!?)ではなくて、
時代の移ろいを考えさせられるトピックに事欠かない時節、
子どもたちを取り巻く対人関係の在り様が緩やかに変化していくことにふと気がつきます。


と同様、
教育に関わるトピックスもその変化を伝えます。
京都における高校受験イシューは様々あれど、
公立高校の選抜方法(…韻を踏んでいますね…)については
ホット・トピック。
言うなればホッテスト・トピック。


ここで言う選抜法とは総合選抜(ようは住所地優先式合格者振分け制度)を指します。
この受験方法から枝葉が広がり、
またそこから別の(どちらかと言うとネガティヴな)ストーリーも語られています。
まずはそれらのうちのひとつ、特色選抜に関わるイシュー。


高校入試:13年度、特色化選抜を廃止 受験は原則1回 /岐阜


                                 ***

 『県教委は22日、13年度からの高校入試選抜制度を発表した。特色化選抜を廃止し、学力検査を必須とする。受験チャンスは原則1回となる。13年度の入試日は13年3月12日。

 新しい入試選抜では、国語、社会、数学、理科、英語の学力検査を行う。音楽科、美術科では実技検査を、学校によっては面接を実施する。また各学校の判断で部活動の実績や専門領域における実技能力を評価する「独自検査」を加えて実施することもできる。入学定員の30%を上限とし、募集時に明示する。

 受験チャンスは原則1回。定員に満たない場合のみ2回目の選抜が行われる。この場合は面接を必須とした。

 県の高校入試を巡っては、特色化選抜と一般選抜の合格時期に差が生まれることや、特色化選抜の不合格者が一般選抜を受験できることへの疑問の声があり、諮問会が検討していた。県教委は「多面的に評価するという特色化選抜の良い部分を残しつつ、受験生に差が生まれないような制度になる」と説明している。』
※毎日新聞3/24付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://mainichi.jp/area/gifu/news/20120323ddlk21100011000c.html

                                 ***

新中3の京都市民が聞いたら卒倒するかもしれませんね。
高校受験における推薦制度が持つ『多面的に評価する』という美点はあまり語られず、
受験機会の増加や受かればめっけもん的に扱われるのが関の山。
その価値が高いとは決して言えません。


そして次のトピックも京都の高校入試に大なり小なり関わるイシュー。


学校選択制見直す動き・・・特定校に希望者集中(東京多摩)


                                 ***

 『子どもが通学する小中学校を選べる「学校選択制」を巡り、多摩市は2013年度から選択の条件を制限し、見直す方針を固めた。制度導入から10年余り、全国的にも見直しの動きが進んでおり、専門家は「大規模校に人気が集まるばかりで、公立学校間で教育内容を競い合う資源や仕組みがない」と指摘する。

■多摩市は条件制限

 公立の小中学校は通学区域の「指定校」に通うのが長年の仕組みだったが、1997年に国が通学区域の弾力運用を打ち出したことがきっかけで、2000年以降、選択制が全国に広がった。〈1〉市区町村内の学校を自由に選べる〈2〉地域で分けたブロック内で選べる〈3〉指定校はあるが隣接校への通学が可能――などのタイプがある。都教育委員会によると、都内では中学で19区10市、小学校で15区8市で実施されている。

 多摩市では「教育水準の向上」「特色ある教育づくり」を目指して03年度から導入。小学校では隣接区域から、中学校では市内全域から選ぶことができ、小学校で平均6・7%、中学校で同10・1%の児童生徒が、制度を利用していた。

 しかし特定の学校に希望者が集中し、学校規模の格差が拡大。区域内に住む生徒数はほぼ同じなのに、隣接する二つの中学校の一方に、他方の倍以上の生徒が集まるケースも。大規模校は部活動や行事が活発になり、ますます人気が高まり、小規模校は年々生徒が減ってしまうといった、悪循環が浮き彫りになった。

 また生徒の居住地域が広域化し、学校と保護者、地域のつながりが薄れたといった声や、東日本大震災の発生を受け、遠方から通う生徒の登下校時の安全確保を懸念する声も出ていた。

 このため市は先月、制度の大幅見直しの素案をまとめた。指定校への通学を原則とした上で、区域外に通うことができるのは、通学に30分以上かかり(小学生で1・5キロ以上、中学生で2キロ以上)、隣接校に通うことで通学時間を半減できる場合など、特例とすることにした。市は「地域のつながりの核として、改めて学校を位置づけたい」とし、3月末には正式決定する予定。13日までパブリックコメントを実施し、市民からの意見を募っている。

 学校選択制に詳しい国立教育政策研究所(千代田区)の葉養(はよう)正明教育政策・評価研究部長は「現状の学校選択制では、子どもが大規模校に集まるケースが多い。自治体は選択制を導入するだけでなく、各校が特色を出せるだけの予算や、教育プログラム、評価システムをつくることが必要」と語る。

■全国でも相次ぐ

 学校選択制を見直す動きは、全国でも相次いでいる。前橋市は11年度から、都内では江東区が09年度から、学校間の人数格差や地域との関係の希薄化を理由に、選択の条件を狭めた。長崎市は11年度末で小中学校の選択制を廃止、長野市は12年度末で小学校の選択制を終了させる方針で、新宿・江戸川区でも、見直しに向けた検討が行われている。

 森上教育研究所(千代田区)の森上展安代表は「平均的な教育が求められる公立校では、教育内容で競い合える資源や仕組みがなく、選択制の導入は準備不足だったのでは」と話す。「代わり映えのしない教育内容では、保護者や生徒は選ぶ基準が見いだせず、部活動や生活の利便性などで選ぶしかない。自治体は、まずは地域の実情に沿った教育ニーズをくみあげることが必要」と話している。』
※読売新聞3/6付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/02/20120305-OYT1T01132.htm

                                 ***

前述の総合選抜の弊害として
希望が通らない、というディレンマがあります。
そのお陰と言うべきか、不合格者はほとんどいません。
どちらを取るか?なんて乱暴に迫るやり方を京都の教育委員会は取っていますが、
後者を教育の先進的なあり方と見る向きは多くないでしょうね。


話がだらしなく拡散してとりとめがなくなってきましたが(えっ、いつも!?)、
ようは子どもたちの教育環境をいかにタフにしていくか、
このゴールにそう違いはないでしょう。


先だって新たに着任された
生田京都市教育長のコメントがメディアで紹介されていました。
>「一人一人を徹底して大切にした、地域ぐるみの教育を更にブラッシュアップしたい」。


批判の言葉を投げかける(丸投げする?)のは容易でしょう。
そればっかりやっていては不毛ですよね。
氏の言葉ともに京都の教育が進む道を注視していきたいです。


今年度もたくさんのイシューやトピックがあるでしょうね(というか、ありますよ!)。
追いかけていきましょう。
情報の共有、ご提供、ご教示、
ぜひドシドシ私に投げかけてください。


それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif
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