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我が国の言語教育はグローバル化していない!?

近隣の中学校にて修学旅行や校外学習、職業体験などがあり、
小学校でも校外活動が行われる時節ですので、
欠席者がチラホラなここ最近です。


天候に恵まれたところもあれば、
不運にもいずれの日も悪天候だったケースもあるでしょう。
後者は当の本人たちにとっては残念極まりないでしょうが、
えてして記憶に残るものは案外そういった場合。


ともあれ計画をきちんと立て(とはいえその計画に振り回されることなく)、
安全を十二分に考慮して(これがタフな注文でしょうが笑)、
思い出に残る数日間を過ごしてほしいと思います。


それがあるからこそのテスト月間。
テストだけでは息が詰まりますし、
かといって修学旅行ばかりでも案外疲れるものでしょう(よね?)。


と強引に勉強にもっていって(笑)、
何だか不穏なトピックを拾ってきましたので、まずはご覧ください。


小学生の保護者、「日本の言語教育はグローバル化に対応していない」87.3%


                                 ***

 『ジュニア英語教師のためのオンラインジュニア英語教師養成講座 J-SHINE 認定Teyl-JAPANを運営するエドベックは5月14日、保護者を対象に行った「小学校外国語活動に関する意識調査」の結果を公開した。

 同調査は、小学1年生から6年生の子どもを持つ20代〜40代保護者を対象に、インターネットによるアンケートを実施したもの。調査期間は5月2日〜3日、回答者数は960名(20代:38名、30代:693名、40代:229名)。

 小学校の段階で身につけさせたい英語に関する「ちから」・「姿勢」とは何ですかという質問では、「英語が好きになる」(60.4%)がトップとなった。続いて「英語に慣れること」(50.8%)や「コミュニケーション力の基礎」(45.4%)が続いた。また、その他の意見では「耳の能力が10歳まで」というような、臨界期仮説に言及する声もあがったという。臨界期仮説とは、一定の年齢を過ぎるとネイティブスピーカーのように自然な言語能力の習得が不可能になるという仮説。

 「2011年度から小学校で外国語活動(実質、英語活動)が必修化されましたが、英語は教科としての導入ではありません。これについてどう思いますか」という質問では、「教科としてではなく、英語に慣れさせる程度の授業が良い」(44.9%)がトップとなった。「英語は教科として導入すべき」(38.8%)は前年度より4.9ポイント下がっている。その他の意見では、「日本語をしっかり」という声や「学校では無理」という声もあがったという。

 また小学校で外国語活動必修化にあたり、不安に感じていることは何かと訊ねた質問では、「日本人教師の指導レベル」(45.7%)と答えた保護者がもっとも多かった。また、「英語を好きにさせてくれるかどうか(生徒に合わせた授業の工夫)」(42.5%)をあげる保護者が前年より増加した。

 「言語学習において、日本の教育制度はグローバル化に対応していると思いますか」という質問に対しては、87.3%の保護者が「対応していない」と回答。「実際使える言語能力が身につくかと言えば、疑問」という意見もあがっており、現時点では、保護者の多くは日本の言語教育がグローバル化社会に対応していないと認識していることが伺えるとしている。』
※resemom5/14付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://resemom.jp/article/2012/05/14/7690.html

                                 ***

ようは英語教材会社によるアンケート。
言わずもがなな部分もありますが、それを差し引いても
何やら上手く飲み込めない類のアンケートだなぁと独りごち。


この手の『ホラ、日本人って英語センス(≒学力)ないでしょ?』式のテキストには
その趣旨が(私が下手くそだからでしょうが)掴めません。
何をもってして『ホラ、ダメじゃん』をつづるのか見当がつけません。


『だからウチの英語教材で勉強してね』であればストンと納得できるのですが、
もちろんそこまで商売上手は見せないでしょうから、
私なんかはますますブルーにこんがらがってしまいます。


ともあれ紐解いてみましょう。
何かが見えてくるのかもしれません。


まずは
>小学校の段階で身につけさせたい英語に関する「ちから」・「姿勢」とは何ですか、
という質問には素直に感心。いい質問ですね。


回答が
①英語が好きになる(60.4%)、
②英語に慣れること」(50.8%)、
③コミュニケーション力の基礎(45.4%)
とあります。


もっともですが、現状を鑑みればその思惑はかなわないケースが多いでしょうね。
ぜひお子さんと英語授業について話し合ってみてください。
私は小学生たちに昨年いっぱいヒアリングを続けましたが、
ポジティヴな返答はなかなか聞かれませんでした。
そのシステムを揶揄したり不満がる声が多かった印象です。


ともあれ保護者の求める(即物的な)成果は一朝一夕では求められないところでしょう。
私はもっと噛み砕いて(?)
『異文化(コミュニケーション)に触れる』程度で十分じゃないかなと思いますが、
英語が好きになってシメシメ…とはいかなそうです。


で、メインのクエスチョンである
>言語学習において、日本の教育制度はグローバル化に対応していると思いますか、
という問いに対して


87.3%の保護者が「対応していない」と回答し、
「実際使える言語能力が身につくかと言えば、疑問」という意見もあるようです。


…言語教育のグローバル化って?


英語を話すこと?ってイチャモンつけたくもなりますが、
こんなこと書くとリベラル通り越してライトウィングかと詰問されそうなので割愛。


ともあれ課題が山ほどあるのは当たり前。
現状の教育がまだまだ目の大きな笊(ざる)なのも然り。
それをブレイクスルーさせる推進力が必要なのであって、


過剰に自国を卑下するようなテキストは不要です。
問題提起には使用価値もそこそこあるでしょうが、
個人的には
真摯にお答えなさった保護者の方々のご意見が台無しになっているのではと思います。


私も英語教育の在り方についてコチョコチョ申し上げる類の人間ですが(笑)、
またぞろグローバル化云々は嫌悪しています。
なかなかひと言で片付けられるような種類のイシューではありませんので、
今回はひとまず退散(笑)。


本日はいつも以上に野次馬です。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif
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