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高専に対する新しい眼差し

先日、ある中2の生徒との進路話にて、
彼の心に届くように言葉選びながら、
とはいえ内容はちょっとばかり乱暴というか極端な表現も交えつつ、
いくつかの事柄を伝えました。


中1や中2で
自身の進路先についていわゆる普通科を口にする生徒には
やはり伝えなければいけないことが少なくありません。


その進路選択を操作するような言動はもちろんアウトですが、
彼らが主体的に、というかヒィヒィと悩み抜くような状況なり環境を
一つでも多く紹介することは私の大事な仕事(と勝手に認識しています)。


当ブログで繰り返しお伝えしているように
現中2の生徒たちから公立の入試制度が変わるかもしれません。
そのことも丁寧に説明し、
これまでとこれからの絵図を何とかわずかでも届けられたらとジタバタしています。


閑話休題。
昨日のブログに引き続き高専が俎上に。
高専?はてさて、この期に及んで…、というのはちと古いですぞ。


高専の「意外」な実力 就職だけでなく進学も


                                 ***

 『2012(平成24)年4月に開かれた政府の国家戦略会議では、大学の統廃合の推進や、小・中・高校の「6・3・3制」の見直しなど、民間議員などから大胆な提案が出され、マスコミなどでも話題となりました。そのなかで、大学とは逆に増設の必要性が強調されたのが、高等専門学校(高専)です。しかし高専は、学校数や学生数の規模が小さいこともあり、その存在や教育内容について一般的にはあまり広く知られていないのが実情です。大学以上の評価を集めた高専とは、どんな学校なのでしょうか。

 高専は、名前だけを見ると「専門学校の一種」と思われるかたもいるでしょうが、まったく違う教育機関です。中学校卒業者を対象に5年間の一貫教育を行う学校で、技術者養成を目的にして「ものづくり」に特化した実践的教育を行うのが特徴です。中堅技術者の養成という産業界の要望を受けて1962(昭和37)年度にスタートし、2011(平成23)年度は全国で57校(国立51校、公立3校、私立3校)が設置されています。いわば高校と短期大学を併せたような教育機関であり、卒業すると「準学士」の称号が得られます。

 社会的にはあまり知られていない高専ですが、その大きなポイントは何と言っても就職率の高さでしょう。今春卒業者の就職内定率(2012<平成24>年2月1日現在)も大学の80.5%に対し、高専は98.0%。長引く不況のなかでもほぼ100%に近い就職率を誇ってきており、就職関係者の間では、以前から高専は「不況知らず」と言われてきました。実習や実験を中心にした5年間一貫の実践的教育を行う高専に対する企業の評価が大きいことがうかがえます。

 しかし、高専の魅力は就職だけではありません。もう一つのポイントは、大学(学部)への編入者や大学院進学者が増加傾向にあることです。高専を卒業すると、大学3年生へ編入できます。また、高専5年間の課程に加えて専攻科(2年間)を修了すると、大学院への進学が可能になります。2011(平成23)年度には高専卒業者の42.2%が大学や専攻科に進学しており、進学者の多くが国公立大学の工学部などに進んでいます。大学院関係者の間でも、高専の専攻科修了者に対する評価は非常に高いと言われています。

 このように就職だけでなく、大学・大学院への進学という面でもメリットがある高専ですが、高専関係者の間では、中堅技術者養成という伝統を踏まえて、大学・大学院進学に批判的な意見もあるようです。しかし多くの高専が、少子化による学生減少への対策として専攻科の充実、英語など語学教育の強化などを図っており、大学編入学・大学院進学にも力を入れています。

 ただ、中学校卒業時に技術者教育を受けるという進路選択を迫られること、高専の多くが原則として寮制(寄宿舎)を基本としているため、中学校を卒業してすぐに家族と離れなければならないことなどを課題に挙げる声もあり、最近では学生のメンタルヘルスの充実を図る高専も増えています。』
※産経新聞5/21付より転載しています。文字装飾は育星舎個別アルファ北野・衣笠による。URLはhttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120521/edc12052115000002-n1.htm

                                 ***

戦略的に進路を考えることを
打算的なや即物的なという表現を使われた保護者の方もいらっしゃいましたが、
戦略には打算が必要でしょうし、より有益な方向を考えるのはいたってナチュラル。


それを放棄し、言葉や制度だけを取り上げて云々を講じるのはいかがなものか。
個人の不断の努力を鼓舞するのは当然だとしても、
その努力が報われる、実を結ぶような環境をひとつでも多く紹介するのが保護者の役目ではないでしょうか。


特に「子どもに任せています」という言葉を返される方には、
恐れながらお子さんにはもっと活躍できるステージや世界がその先にありますよ、とお伝えしたいです。
それをお子さんの一時の関心感情や方向性だけで任せるのは責任を果たしていない、とも思います。


例えば高専という道を紹介することも決して的外れではないはず。
ハナから地元のⅠ類で、という設定には疑問符が消えません。
その先に誇らしい光をお感じなのだろうか(Ⅰ類がダメとかという低次元なお話ではなく)。


そこまでしなくてもいいので、楽しく、勉強についていけるところで、
というご意見も理解できます。
そしてお子さんとの歴史から残念ながらそのように仰る方もいるでしょう。
ただ、この場合の『楽しく』とはどのような種類の『楽しく』なのか再考していただきたいです。


(それが何であれ)がんばることで得られる楽しさや充実感は高嶺の花でしょうか。
そんなことはありません!!
お子さんの可能性や限界を低く低く設定してあげることは
結局のところお子さんを楽しくない環境に導く危険性だってあるはずです
(切磋琢磨する環境で楽しくない環境に身を置くことももちろんあります)。


どのような環境がお子さんにとってより相応しいでしょうか。
ぜひお考えください。
その作業は労を要するけれどもきっと光が感じられるものになると信じています。


生意気な表現等はどうかお許しください。
私も最前線で戦うひとりとして自覚していますので、ご容赦いただければ幸いです。
それでは次回まで。
文責:京都市北野白梅町・衣笠わら天神の個別指導専門塾 育星舎『個別α北野・衣笠』塾長 池田真一 is101309.gif



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